幼児から大人まで

子どもの頃、お祭りで買ってもらった智恵の輪が大好きでした。はずしたパーツを元にもどして又はずす…飽かず楽しんだものです。

パズルは、創造性がある訳でもなく、生産的だとも言えません。只ただ、解けた瞬間がうれしい訳です。その達成感と喜びのボルテージは、他の遊びでは決して味わえないと思います。

子どもが小さいうちは、出来れば、解いた瞬間にたちあい、「ヤッタネ!」と言ってあげてほしい気がします。達成感は、必ず意欲につながってゆくはずですから。

(相沢康夫)

パズルには、クロスワードや迷路、数独、虫食い算といった紙と鉛筆で取り組むものも含まれるので、「物体で提示されるパズル」を特に「メカニカルパズル」と呼びます。店内を探すと、どんどん出てくるメカニカルパズルから、お薦めをご紹介します。

また、木製のパズルやからくりは、根強い人気のあるアイテムです。百町森では、お求めやすく楽しめる匹見のパズルをはじめ、伝統工芸の箱根細工、そして今やからくり箱作家として世界でも名高い亀井明夫さんの作品をご紹介しています。

ラーセン社のパズル

1947年ノルウェーでアンドレアス・ラーセンが創業したラーセン社は印刷会社でした。1953年より紙製パズルを自社で企画・デザイン・印刷をする専門メーカーとなりました。きっかけはパズルに夢中になった息子の為に父自らがパズルを作った事でした。

現在は息子のパルと孫のラースがアンドレアスの掲げたパズルに対する考え「質の良いもの。年齢に即したもの。何度でも繰り返し楽しめるもの」を継承し続けています。

ラーセン社のパズルの特徴

台紙のすみまで目いっぱい描かれたパズルはまるで1枚の絵画のようです。ピースを図案に合わせてカットする事で、一目で形の違いがわかります。台紙の下にはピースの形が見えるよう深く溝をつけ、形が合うピースを探す手がかりになります。動物等の形をしたピースが含まれているパズルもあり、見つけた時の楽しさに加えて、子ども達の認識の助けにもなっています。

キューブパズル・六面体パズル

ネフ社の河野・葵・フーバーさんデザインの人気のアニマルパズルや、六面体パズルの発展型のオルナボやキーナーモザイクも含め、ヨーロッパ各社の洗練された楽しいキューブパズルを紹介します。

組み合わせるパズル

並べたり積んだり

ピース同士を並べたり(二次元)、積んだり(三次元)して、問題の形を作ります。ピース同士は連結しません。

開けるパズル

隠された仕掛けを外して開けるパズル。フタのある箱、トリックのある錠、秘密箱やからくり箱などが含まれます。

はずして組むパズル

複数の部品が互いに保持し合い、目的の立体形状に組み上がるものをバラバラにして、また元に戻すパズルです。組み木など。

ほどくパズル

知恵の輪など、からんでいるパーツを取り外したり、元に戻したりするパズル。

一連の動きのパズル

ルールに従って、一連の手順で解を導くパズル。ソリテア、ハノイの塔、ルービックキューブなど。

匹見パズルコレクション

匹見パズルコレクションとは

島根県の西の端、匹見町にあるウッドペッカー木工組合で作られた木製パズルのコレクション。パズル作家・研究家として世界的に有名な故芦ケ原伸之氏の作品が多数含まれる魅力的なラインナップです。

1984年に発売された「匹見パズルコレクション」は、山あいの過疎の町、島根県匹見町の「町おこし」から生まれました。世界的なパズル作家芦ケ原伸之氏(1936年-2004年)を監修者に迎え発売された木製パズルのシリーズは、その品質へのこだわりから多くのパズルファンの心をつかみました。時を経て今も次世代のパズル作家の発案を基にメイド・イン・ジャパンの商品を送り出しています。

(チラシより)

作者プロフィール

芦ケ原伸之(よしがはら のぶゆき、愛称Nob、1936-2004)

世界のパズルを日本に紹介したり、自らの作品やその他の日本のパズルを日本国内外に広く紹介。世界三大パズルコレクターの一人。パズル懇話会の設立メンバー。世界中のパズル作家・コレクターなどと交流があり、1978年に始まった国際パズルパーティーの幹事の一人。同パーティーのパズルコンペティションは、2005年から"Nob Yoshigahara Puzzle Design Competition"に名称変更された。

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