6ヶ月からのおもちゃ
大人のやっていることをよく見て、真似しようとする気持ちがどんどん強くなってきます。お座りからハイハイ、つかまり立ちという体の動きの発達は、大人が相手をしながら励まし、ほめることで、よりいっそう促されます。おもちゃは、子ども自身の動きたい気持ちをふくらませ、動きのきっかけを作ります。
ボールころころ
赤ちゃんが最初に認識する形は丸だといいます。だからでしょうか、赤ちゃんは丸が大好き。色々なボールをそろえておいて、色々なはずみ方、転がり方を楽しみましょう。赤ちゃんが自分で遊ぶ時や、一緒にキャッチボールをする時も、遠くに転がっていってしまうと大変なので、転がりにくいものが断然おすすめです。小さな子のキャッチボールと言えば、ボールではありませんが、シフォンスカーフでキャッチボールのようなことができます。「気分を変えて」のページ参照。
お座りができる頃から
お座りができるようになると、自分から手を伸ばし、触ったり、持ったり、動かしたり、投げたりします。そして、相変わらず何でも口に入れ確かめます。(口で考えるという言葉もあるくらいです。)
入れ子のおもちゃは1個ずつ左右に持ってカチカチ鳴らしたりします。コップに見立ててお茶をのむしぐさもします。
さらに「つまむ」もできるようになれば、入れ子の容器にプラステンのコマなどをつまんで入れて、振って音を鳴らしたりします。そうこうするうちに、入れ子(入れるとピッタリはまるようなもの)を、繰り返し入れたり出したりして遊ぶようにもなります。
木製のタワーは重いので、ピッタリ感が一層気持ちがいいようです。中にお手玉やチェーンリングを入れたり、フタをするようにはめて、かくれんぼのような遊びも出来ます。転がしても楽しみます。
マラカスなど振ると音の出るものもこの時期、大変楽しみます。
また、重たい汽車などを動かすのも好みます。