ドールハウス
ドールハウスへ 少しずつアプローチ

子どもにとってのドールハウス遊びは、抱き人形(ジルケ人形など)や積み木(フレーベル積み木など)によるごっこ遊びで充分遊んだあとの次の段階のごっこ遊びともいえます。子どもは、自分や家族に見立てた人形を使い、この小さな世界で日常生活を再現して遊びます。
そのうちに、積み木を囲んで家を作るようになったら、それがドールハウス遊びの最初の一歩といえます。食卓・椅子・台所・ベッド・棚といった主要な家具を加えたり、パーティションを与えれば、さらに発展するでしょう。
生活の細々としたことがわかってくるにつれ、人形や家具を徐々に増やしていきます。食器などの小物(ミニチュア)が扱えるのは8才前後。幼児期は家から家具を出して遊ぶことが多いので、家は後からでもよいでしょう。家具や人形の収納場所として家を買うのも一つの考えです。それになんと言っても、家は家庭や家族の象徴ですから、いずれはほしいものです。小学生も心の拠り所となるかもしれません。中高生になると自分の憧れの部屋を作ったりもします。ドールハウス遊びはこのように息の長い遊びです。時間をかけ、じっくりと揃えていってください。
ドールハウス
幼児期は家から家具を出して遊ぶことが多いので、家は後からでもよいでしょう。家具や人形の収納場所として家を買うのも一つの考えです。それになんと言っても、家は家庭や家族の象徴ですから、いずれはほしいものです。小学生も心の拠り所となるかもしれません。
ドールハウス用の人形
はじめは人形から
「ドールハウス」というと、家や家具・食器などに目が向きがちですが、自分自身や家族を人形に見立てたごっこ遊びから入っていくのが自然です。
なので、最初に欲しいのは人形。長く使うものなので、飽きのこないしっかりした作りのものを選びたいものです。
百町森でおすすめしているヘアビック社のものは、ポーズを付けやすいのが特長で、生活のシーンが生き生きしてきます。AK(アンネドーレ・クレーブス)のものは、ポーズに多少制約がありますが、子どもたちの生き生きとした表情が魅力です。
リーベ
ニュルンベルクの国際玩具見本市で百町森スタッフが一目惚れしてしまったリーベの小物たち。
W・リーベは職人堅気のお父さん(Wolfram Liebe氏)を中心に家族で経営する小さな工房です。1987年からドイツ・ライプチヒ郊外で、大工道具、ワイン樽、家具、日用品などのミニチュアを1つ1つ手作りしています。本物をそのまま模した小さな道具は、実際に動かしたり書いたりすることができます。どれもシンプルながら精巧な作りで、その巧みな技に驚かされます。
ご注意
・リーベ社の製品は基本的に海外発注品のため、お取り寄せに時間がかかる場合があります。・手作り品のためデザインや色が写真と異なる場合があります。
プレイモビル社の病院シリーズ
世界中で愛されているドイツのプレイモービルは、1974年生まれ。腰や腕、顔が動いたり、いろんな細かいパーツの付け外しができるのが魅力です。
その中に、この「小児科 Kinderklinik」シリーズもあります。こういったおもちゃがあるということは、遊ぶ子ども達がいるということなんですよね。ただ、残念ながら日本では未発売でした。
百町森では、静岡県立大学短期大学部に事務局を置くNPO法人日本ホスピタル・プレイ協会に所属するホスピタル・プレイ・スペシャリスト(HPS)の方々のために、2016年2月にドイツに海外発注しました。
届いた商品を見たところ、内容も品質も素晴らしく、HPSの皆さんが欲しがるのもよくわかります。このおもちゃを欲しがる子ども達や大人達が他にもたくさんいるはずなので、この度、店頭およびネットで販売することにしました。
海外発注品のため、品切れになると取り寄せにお時間がかかる場合があります。ご了承ください。
お願い
パーツが尖っていたり、小さかったりします。3歳未満のお子さんには与えないでください。