玉の道(クーゲルバーン)
玉の道(クーゲルバーン)の楽しみ

子どもの頃、砂場に山を作り、頂上から螺旋の道をつけて、軟式野球のボールを転がし、日が暮れるまで遊んだ。さらには山脈を作り、立体交差する道を楽しんだ。 そんな私であるから、組立クーゲルバーンやスカリーノの存在を知った時は、早く遊びたくてうずうずした(大人なのに)。休日ラジコンや鉄道模型にいそしむ大人がいるように、スケールが大きく、バリエーションの豊富な玉の道に挑戦する大人もありだなと思う。
予備知識
- 小さいうちは、少ないパーツで低くして遊ぶ。
- 「ごっこ」の積木遊びとは分けた方がいいので基尺を合わせなくてもよい。
- 4才位までの子は親が組み立ててやる。
- 遊ばせる時小さな部品に注意して。
- レイアウトはゴールから作り始めるのがコツ。
(柿田)
スカリーノ
4歳くらいから遊べるタイプ
凝ったコースが作れる
Scalino(スカリーノ)は、スロープの一端に設けられた穴から下に落ちるので玉は飛び出しにくく、安定して遊べます。
- 年齢層:4才くらい〜
- 安定性:★★★
- 拡張性:★★★★★
キュボロ
小学生くらいから遊べるタイプ
見えたり隠れたり
Cuboro(キュボロ)は、5cm角の立方体に設けた溝と穴を組み合わせます。パズルを解く楽しさもあり、大人も楽しめます。
年齢層:8才くらい〜
安定性:★★★
拡張性:★★★★
小さい子向けの「玉の道」CUBIO
2歳くらいから遊べるタイプ
小さい子向け玉の道の元祖
直径5cmの大きな木の玉がゴロゴロ転がります。レールが多少ズレても転がっていくので、のんびりおおらかに楽しめます。2006年登場。
- 年齢層:2才くらい〜
- 安定性:★★★
- 拡張性:★★★
フィッシャーテクニック
フィッシャーテクニックはもともとメカニカルな動きを再現できるおもちゃですが、2011年夏に登場した「力と運動学習キット (原題:Dynamic)」は、玉の道を作ることができる画期的なセットです。