ケテ・クルーゼ

ケテ・クルーゼ人形はドイツを代表する抱き人形。ケテ・クルーゼ夫人が自分の娘のために作った人形が人々に知れわたり、1910年に商品化されることになりました。現在ドイツではだれもが知っている有名な人形です。南ドイツの小さな町、ドナウベルトの工場で、作り続けられているこの人形は、肌にモスリン生地を使い、シカ、トナカイ、馬などの毛をつめ、頭の部分は独特のコーティングで仕上げられています。一つ一つが徹底した手作りの少数生産です。 『人形とは本来子どもが遊ぶもの』という考えから、柔らかく、あたたかく、壊れないことを基本に作られたケテ・クルーゼ人形は長く遊んでいるうちに、笑っていたり、淋しそうだったり、怒っているようだったりと、いろいろな表情を見せてくれます。やがて子どもと共感できる“友達”になってくれることでしょう。洗えません。

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