da lontano era un'isola / from away it was an island

遠くから見ると島(伊/英)


遠くから見ると島(伊/英):  遠くから見ると島(伊/英): 

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  • M50INGL 遠くから見ると島(英語)/MUNARI
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科学とアートと想像力にユーモアのスパイスをふりかけたムナーリらしい一冊

商品の説明

2023年末、待望の日本語版登場!

遠くから見たら島だった(ブルーノ・ムナーリ著、関口英子訳、創元社)

読みやすい邦訳によって、ムナーリの語り口が伝わってきます。価格もお手頃なのでおすすめ。

ムナーリ・ファンなら、展覧会などで、石に落書きした作品をご覧になったことがあるかもしれません。この本はそういった作品や、石だけのアートを紹介しています。表紙は、まるで島のように見えますが、じつは石。ユーモアと科学と想像力が共存するムナーリの真骨頂ともいえる本です。

内容は大きく3つに分れています。

最初は、石という素材そのものを観察します。色んな形や模様、ツルツルだったり、小さい穴だらけだったり…。どの石も同じものはひとつとしてない「世界にたった一つの石」。そして白い線が表れた石がたくさん登場します。1本だけだったり、ストライプだったり、細かったり、太かったり、平行でなくめちゃくちゃな方向に乱れていたり…。 「よく見ると、森の中でツタがからまりあっているように見えてきます。」

そしていよいよ、石に絵を描きます!ジャングルの中のサル、煙を吐く船、土砂降りの中の傘をさす人など、いろんなイメージが、実に面白いです。ただ絵を描くのとは違って、もともとある石の模様を生かしているので、アイデアそのものの楽しさが味わえます。

最後は、山に見える石が登場します。石を山や島に見立てるなんて、枯山水に似たものを感じますが、日本好きのムナーリさんなので、どこかで影響を受けたのかもしれませんね。表紙の島は、実は6×14cmの石だそうです。これが一番びっくり。

(佐々木)

商品詳細

作: ブルーノ・ムナーリ
寸法: 22.0×22.0cm
内容: 103ページ
製作: Corraini (イタリア)
注意事項:
  • この商品は、国内在庫がないため、当店の在庫がなくなるたびに、海外発注しています。そのため、為替や運賃、原価などの影響で、入荷のたびに価格が変動します。
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初版発行日: 2008年(原版1971年イタリアEmme社)
原著: da lontano era un'isola / from away it was an island

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。

この記事を書いた人

ささき佐々木隆行

2000年に百町森にジョインしたw古株。2人の息子の子育て中に、テーブルゲームにずいぶんと助けられる。 『絵本の読み聞かせ』のように、『家族でゲーム』を文化として根付かせたいという思いで、毎月1回「家族でゲームの日」を開催。ホームページ、ライブ配信、オンラインイベント、動画編集、ネット・IT関連担当。似顔絵イラストはコイズミチアキ(@koizumichiaki2)さん(スタッフ紹介ページへ

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