岩波少年文庫 120

青い鳥


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  • 岩波少年文庫 青い鳥
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この名作はなんと「戯曲」という形式で書かれています。演劇の脚本の形で書いた作品ということで敬遠されちゃうことの多い作品だと思いますが、それではもったいない!ということでご紹介。だってとても場面が想像しやすいんですよ。最初に必ず舞台の様子が説明されています。物語は会話で進行しますが、一番上に誰が言った言葉か書かれているし、表情や身振りも説明がついているからわかりやすいのです。しかも登場するのは魔法使いや光、水の精など魅力的な存在。不思議な仲間と一緒に「幸せの青い鳥」を探しに行くのはチルチルとミチルの幼い兄妹です。二人が訪れるのは思い出の国や未来の国、夜の宮殿や幸福の楽園など。

私が特に好きなのは思い出の国です。亡くなった親しかった人がいる国で、生きている人が思い出した時だけ目覚めてお祭りのように陽気に活動できるのです。私もこの場面で亡くした人を偲び慰められます。また、未来の国は生まれる前の子どもたちの国で、皆地上には必ず何か持っていくことになっています。発明品もあれば病気なども…、風刺が効いてます。兄妹は魔法のダイアモンドで目が開かれ、日常のありふれたものの輝きを見ることが出来るようになるのです。共に物語を旅した読者も新しい目で世界を眺められるようになります。食わず嫌いは損、損。どうぞ手にとってみてくださいね。本が好きなら中学年から、深く読むなら大人にも。何度も味わってこその一冊です。

(築山真希子、コプタ通信09年05月号より)

幸福の「青い鳥」を求める兄妹、チルチルとミチルのお話。二人はいろいろな精たちといっしょに不思議の国を旅しますが、手に入れたと思ったとたん、「青い鳥」は色が変わったり、死んだりしてしまいます。「青い鳥」は見つかるのでしょうか。「未来の国」で、これから地球に生まれてくる子どもたちが順番を待っている場面は、とても印象的です。

ベルギーのノーベル賞作家の戯曲。欧米の国々よりも日本で圧倒的に人気が高い作品です。長らく若月紫蘭訳で親しまれてきましたが、このたび半世紀を経て、新訳に生まれ変わります。

さし絵は、大社(おおこそ)玲子さん。(出版社サイトより)

商品詳細

年齢: 小学校高学年〜
作: メーテルリンク
訳: 末松氷海子
さし絵: 大社玲子
寸法: 17×12cm
内容: 並製・カバー・254頁
製作: 岩波書店 (日本)
初版発行日: 2004年12月16日
原著: L'OISEAU BLEU (1909)

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