エルツ山地の作家・工房

木のおもちゃのふるさと

旧東ドイツ、ドレスデンからお隣の国チェコ国境に向かって車で約2時間の所にエルツ山地と言われている少し小高い山々のつづく所があります。この辺りは「おもちゃ発祥の地」と言われているところで、元々は錫の坑山で栄えた所だったのですが、そこで使われる水車の技術を使って、17世紀頃にはおもちゃ作りが始まりました。

その中心はザイフェン、ここのメインストリートはおもちゃ屋が軒を連ねています。背中に担いで売り歩いた事もあって小さなおもちゃ作りが盛んだった様です。

その中で最もポピュラーな、けむり出し人形くるみ割り人形マッチ箱については、別ページでご紹介します。

ここでは、エルツ山地の木工芸品を、作家・工房別にご紹介しましょう。

エルツ山地には多くの村がありますが、おもちゃの産地として最も知られているのは、チェコ国境に近いザイフェン村です。たくさんの工房があって、その多くが家内制手工業のようなこじんまりとした生産体制で作られています。

また、グリュンハイニヒェンもおもちゃ作りの歴史の長い村で、特に木彫りのものに特徴があります。

ドイツ国内地図 Binge in Geyer ゲイヤーの鉱山 エルツ山地の森林

「エルツ山地の工芸品(独・英語)」より(3枚とも)

エルツ山地の地図

エルツ山地の作家の関連ページ

ヴェルナー兄弟

ザイフェンで、伝統的な木工芸品やおもちゃを作るヴェルナー一家は別ページでご紹介しています。

フュヒトナー家のくるみ割り人形

「エルツ山地のくるみ割り人形の父」の伝統を引き継ぐ工房。(ザイフェン)

グラウプナー工房

可愛らしい造形と、明るい色使い。木目の見えるつや消しの塗装が、品の良い可愛さを引き立てています(クロッテンドルフ)。

ユーモラスな表情のKWO社

丸っこい体、背中を丸め、あごを上げた人なつっこい雰囲気、「ポカ〜ン」と口を開けたユーモラスな表情が特長です(オルベルンハウ)。

ウルブリヒト

上品なくるみ割り人形。もじゃもじゃペーターシリーズもあります。(ザイフェン)

ヴェント&キューン

小さな可愛らしい天使たち。(グリュンハイニヒェン)

ヘルビッヒ工房

グリュンハイニヒェンにある工房で生まれる味わい深い木彫り

フラーデ工房

亜麻の髪で独特な温かい雰囲気があります。(オルベルンハウ)

小さな舞台で表現されるグリム童話

亜麻の髪で独特な温かい雰囲気があります。(レンゲフェルト)

エスコ

エルツらしいミニチュアでグリムの世界を表現。

生活・くらし