シャーリン 生誕3P
- 1S101N シャーリン 生誕3P(ナチュラル)
- 4,900円+税(10%税込5,390円)
054-251-8700
商品の説明
1904年創業の工房、エミール・シャーリン(グ)工房のシンプルでモダンなデザインのクリッペです。公式サイトを見てもデザイナーの記述はありませんが、商品に同梱されているブックレットに以下の説明があります。
このキリスト降誕のシーンで、ムルダのデザイナー STR ギュンター・シュヴォボダ STR Günter Schwobodaは、エルツ山地の伝統と現代 デザインの見事な融合を実現しました。 一貫した旋盤加工と特徴的なパーツの強調により、これらの フィギュアは独特の個性を放っています。
また、「ドイツ木工芸 美と技を探る」によると
この清楚な作品群(クリッペなど)は1997年から制作されているが、デザインはギュンター・シュヴォボダ(Günter Schwoboda 1934〜、以下シュヴォボダ)という人物の手によるものである。(中略) 1996年の秋、ヨアヒム(工房の代表)が彼のスケッチに惚れ込んだことから協業が始まり、1999年、初めての聖家族作品がクリスマスピラミッドを飾る人形として世に出された。(中略) ショヴォボダは作品制作に当たっては何枚もの下絵スケッチを書くだけでなく、一旦完成した人形もそれでよしとせず改良を加えることを常としている。(後略)
(「ドイツ木工芸 美と技を探る 〜エルツ山地地方の木のマイスター達との出会い〜(中村一行、2024)」193ページより)
とより詳しい記述があり、才能のある外部デザイナーとの協業による、伝統とモダンが融合したシリーズということが理解できます。
また、同書によると、ヨアヒムの後継者であるマティアスは、モダンなデザインのクリスマスピラミッド作品(「Pyramide Black Delta」が2009年に「TRADITION & FORM」を受賞)や、天使と鉱夫の作品も多く手掛けていて、その中の天使が工房のロゴマークにもなっているようです。
なお、公式サイトによると、2025年4月1日より、シャーリン(グ)社製品の製造とサービスは、ザイフェナー・フォルクスクンスト社 Seiffener Volkskunst eG が引き継いだようです。
(スタッフささき)
聖家族 – エルツ山地の手作りのキリスト降誕の像
この聖家族3体セットは、ザイフェンの民芸品に伝わる伝統的なクリッペの一部です。シンプルでナチュラルな色合いのデザインに透明なニスを塗ったマリア、ヨセフ、そして幼子イエスは、クリスマスの物語を特に穏やかで表情豊かに体現しています。 高品質の木材で作られたそれぞれの人形は、エルツ山地の職人技の細やかな配慮を反映しています。明快な形式言語、簡素化されたデザイン、そして顔を省いたデザインは、クリスマスの物語を描くための意図的に様式化されたアプローチとして、個人の解釈の余地を残しています。 高さ6cmのこのセットは理想的なコーディネートが可能で、シリーズの他の人形と調和して組み合わせることができます。ニスを塗った表面は木材を保護すると同時に、柔らかな光沢でベルベットのような感触を与えます。 これらの聖誕人形は、個性的で時代を超越したクリスマスの装飾です。これらは毎年、すべての家庭に暖かさと瞑想をもたらします。
(メーカーサイトより)
商品詳細
デザイン: | ギュンター・シュヴォボダ Günter Schwoboda |
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箱寸法: | 20.5×14×14cm |
部品寸法: | 直径2.5×H6.5cm(ヨセフ)、直径2.5×4.5cm(マリア)、W1.8×D2.5×H2.2cm(イエス) |
素材: | 木、ニス仕上げ |
内容: | 3ピース |
製作: | エミール・A・シャーリング KG (ドイツ) |
生産国: | ドイツ |
商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。