みなまたの木


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商品の説明

一本の木が父、母、二人姉妹の家族の様子をずっと見てきました。父さんが漁にでて水俣湾でとれた魚を食べてお腹を満たしていた家族、でも不漁の時もあります。そこで、できたばかりの会社に勤めることにした父。しかし、その会社が垂れ流す有機水銀で大変なことが次から次へとおこり、妹が…。

最後の年表や監修者原田正純医師の解説は端的で素晴らしいです。

(コプタ通信2022年1月号より 柿田)

町に大きな工場ができ、やがておかしなことが起こり始め…。 水俣の悲劇を時代を超えて語り継ぐ絵本。 出来事をストレートに伝えながらも、抑制した静かな表現が、読み聞かせる大人のこころをも揺さぶる。

水俣病からのメッセージは私たちの周りにいる“小さないのち”も、“私たちのいのち”と繋がっていることを示しているのです。さらに、便利さを求めるあまり自然を汚せば、それは私たち人間に帰ってくることを示しています。科学技術の進歩は私たちに便利さをもたらしますが、一方で負(マイナス)も背負い込んでしまうことを示しています。 原田 正純(医師、水俣学)

(出版社サイトより)

商品詳細

絵と文: 三枝 三七子
監修: 原田 正純
内容: 44ページ
製作: 地湧社 (日本)
初版発行日: 2018年

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。

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