犬のバルボッシュ


  • 福音館文庫 犬のバルボッシュ
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バスカレ少年物語

輝く若さとほろ苦い追憶の入り交じった人生の美しさが謳われる現実と不思議な幻想世界が入り交じり独特の読み心地に誘います。

あらすじ

夏の終わりに10歳の少年パスカレは大好きなマルチーヌ伯母さんと二人で遠方の村に住むいとこを訪ねる旅に出かけます。

二人はまず乗合馬車に乗りその後汽車に乗るはずでした。ところが汽車は廃線に。

歩いていける道のうち、ひとつは遠回りだが安全な普通の街道、もうひとつはあやしいうわさのある森の道。通りがかりの農夫はとめますが伯母さんは森の道を選びます。

野宿や廃屋の納屋などで寝泊まりする旅の夜、パスカレ少年は夢とうつつのはざまの世界で不思議なろばと対話します。

一方伯母さんは思い出の中で輝く故郷の村の様子をパスカレに語ります。

けれど村が見えてくるとあんなにも自慢していた樹齢千年のニレの木は切り倒され跡形もありません。

伯母さんは村に足を踏み入れず、パスカレだけ散策させて見てきたことを語らせます。

パスカレは伯母さんが懐かしげに語った店などの廃墟を見て戻ると、美しい嘘を語ります。

いとこの一家は小さな子どもをさらわれ、引っ越しています。

二人は悲しい気持で帰り道をたどります。

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…こうしてあらすじにすると悲しいだけのようですが、読めば全体に満ちている詩情と南仏の美しい風景の描写に魅了されます。

後を追ってきた忠実な飼い犬バルボッシュもいい味出してます。

同じ作者の別の作品と少しずつ話が重なるとのこと、探す楽しみが生まれました。本好きな子におすすめです。大人にもぜひ。

(コプタ通信2014年1月号より 築山真希子(つきちゃん))

商品詳細

年齢: 小学高学年〜
作: アンリ・ボスコ
訳: 天沢 退二郎
画: ジャン・バレイエ
寸法: 17×13cm
内容: 368p 
製作: 福音館書店
初版発行日: 2013年11月10日

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