ぐりとぐらの手のひらサイズ絵本

ぐりとぐらの１・２・３

数であそぼう、ぐりとぐら！

　「いのししが　いっぽんみちで　みつけた　いちご　ひとつ」「トマトの　とうさん　１０がつ１０かに　トマトジュースを　１０ぱい　のんだ」……。リズミカルな言葉ととびきり楽しい絵でお贈りする、幼い子がはじめて出会う「数」の絵本。

リズミカルで、何気ないようでいて選び抜かれた言葉と、ぐりとぐらをはじめ、いのしし、ぞう、かめ、それに、トマトのとうさんも登場する、文句なしに楽しく愛らしい絵本です。

大好評の『ぐりとぐらのあいうえお』の姉妹版。いつも子どもたちが自分の小さなバッグに入れて持ち歩けるようにとの思いから、１３センチ四方のかわいらしい本になりました。家でも、電車の中でも、公園でも、いつでも、どこでも、子どもたちのそばに置いていただきたい絵本です。

編集担当からのメッセージ

日本中の子どもたちに何世代にもわたって愛されている「ぐりとぐら」のシリーズ。子どもたちを、そして子どものときに「ぐりとぐら」に出会ったおとなたちを、暖かく幸せな世界に連れていってくれるこのシリーズに、２年前に小さな可愛らしい絵本が加わりました。いつも子どもたちが自分のバッグに入れて持ち歩ける本を作りたいという、著者のお二人の思いから生まれた『ぐりとぐらのあいうえお』です。

『ぐりとぐらのあいうえお』は、予想をはるかに超えて子どもたちに喜ばれました。こんどは是非「数」の本をという声に答えて生まれたのが、この『ぐりとぐらの１・２・３』です。

「数」の本とはいっても、数を教える本ではありません。たとえば「４」では、「４にんかぞく　シナモンドーナツ　よっつに　きって　４とうぶん」という、中川李枝子さんのリズミカルで楽しい言葉に、ウサギの４人家族がテーブルを囲んでドーナッツを４等分している絵がついています。ウサギのお父さんは「にんじんしんぶん」を手に持ち、部屋には、植木鉢やおもちゃが……というように、絵の山脇百合子さんのウイットに富んだ遊び心がいっぱい。耳と目で、数のおもしろさをたっぷり味わってください。

（出版社サイトより）