あなたのいえ わたしのいえ


  • あなたのいえわたしのいえ/加古里子
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商品の説明

家がなぜ必要なのかを丁寧な説明で順序立てて描かれています。私はこの絵本を読んだ時に、そのわかりやすさにとても感動したのを覚えています。雨をしのぐために屋根があり、風をしのぐために扉があります。その他、床や、窓その一つ一つが私たちを安全に快適に過ごすために工夫されたものであり、家そのものは「くらしのどうぐ」なのです。ないと困るものだなぁと思うものばかりで、読み終えた後、当たり前に触れていた家の一部たちを眺め、守られた環境のありがたみを感じます。多くを語らなくとも、その家の持つ役割に大人もハッとしてしまいます。

初版は1969年。絵本の最後は「これからももっと工夫してもっともっと便利になることでしょう」とあります。きっと加古さんは人々の暮らしが豊かになるように、想いを馳せながら描いたのではないでしょうか。読むたびに考えることの楽しさを与えてくれる加古さんの描く絵本は絵や文からも優しさが溢れています。

(スタッフちさ/「絵本のじかんVol.6家」より)

家がなくても平気? 雨の日は濡れてしまい、お天気の日は太陽に照りつけられて困ります。そこで、屋根をつけました。でも、風の日は困ります。それではと、今度は壁がつきました……。必要に応じて、家の機能がひとつずつ増えていきます。家は、どうすればより快適になるかを人が考え、工夫して作った大きな暮らしの道具であり、便利な道具の集まりです。毎日、あたりまえに暮らしている家という道具の面白さやありがたさを子どもたちに考えさせてくれます。

(出版社サイトより)

商品詳細

年齢: 4歳から
文・絵: かこさとし
寸法: 26X23cm
内容: 24ページ
製作: 福音館書店 (日本)
初版発行日: 1972年03月01日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。

この記事を書いた人

ちさ斉藤千紗

2児の母。百町森との出会いは幼稚園の頃。母に買ってもらったアイロンビーズに夢中になりました。数多くある中での思い出の絵本ベスト3に入る「わたしのワンピース」。 主に、接客、検品、品出し、本の発注、季節ごとの絵本展示替えなどを担当しています。(スタッフ紹介ページへ

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