人智学エッセンス

ベーシック・シュタイナー


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商品の説明

2月、私はスウェーデンに行き、シュタイナーのいろいろな施設を見学してきました。

日本ではシュタイナー教育というのが一般的な言い方ですが、この言葉は子安美知子が1975年に著した『ミュンヘンの小学生』で知られ、以後使われるようになったものです。

発祥の地ドイツをはじめ世界的にはヴァルドルフ教育と言われ、その学校は自由・ヴァルドルフ学校と言います。また、ルドルフ・シュタイナーが提唱した人智学(アントロポゾフィー)から発祥した教育ということから、人智学(アントロポゾフィー)による教育という言い方もよくされているように思います。

そのルドルフ・シュタイナー Rudolf Steiner という人は「1861年オーストリア生まれ。哲学者・ゲーテ研究家として活躍したのち、人間を身体・心魂・精神の存在としてとらえる独自の精神科学=アントロポゾフィー(人智学)を樹立。教育・医学・農学・芸術論・社会論・建築などの分野で、その後、世界的な影響を与え続けている。1925年、自身の設計になる第二ゲーテアヌム(スイス/ドルナッハ)建設中に帰天。主な著書・講義録に『神秘学概論』『神智学の門前にて』『第五福音書』『ルカ福音書講義』『民族魂の使命』『カルマの開示』『いかにして前世を認識するか』『教育の基礎となる一般人間学』『魂のこよみ』『農業講座』『瞑想と祈りの言葉』『自由の哲学』『いかにして高次の世界の認識を獲得するか』『神智学』等、354冊の全集がスイス/ドルナッハの遺稿管理局より刊行されている。」=『ベーシック・シュタイナー』より

内容

西川隆範氏による「シュタイナー精神科学の基礎」−からだ・いのち・こころ・たましいのこと、「シュタイナー人智学の基本」−人間の体・心・魂・本質、心霊の世界、精神の国のことなど。

渋沢比呂呼氏による「高次元世界の認識」−認識の条件・内面の安らぎのこと、「シュタイナーの修行に励む前に〜簡単なエクササイズのご提案」など私たちの内的生活の発展のために素晴らしい構成だ。

特に渋沢氏の文は核心をついていることを平易にわかりやすく言っていて、実践者(おそらく)ならではの説得力がある。

この本はシュタイナーに初めて接する方にもお薦めだが、シュタイナーにずっと関わってきた方にもお薦めしたい。

編訳者の西川氏は「大般若経」のエッセンスを「般若心経」としてまとめたように、この本を著したと言います。この本の冒頭に「魂の不思議さ、人間であることの素晴らしさを感じていただければ幸いです。」とあり、編者たちの想いが強く感じられます。

(コプタ通信別冊2015年4月号別冊より 柿田)

商品詳細

年齢: 大人
著: ルドルフ・シュタイナー Rudolf Steiner
編訳: 西川隆範
撰述: 渋沢比呂呼
寸法: 19×14cm
内容: 207p
製作: イザラ書房
初版発行日: 2007年11月17日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。

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