自分の感受性くらい

  • 自分の感受性くらい/茨木のり子
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商品の説明

茨木さんの詩を読むと、背筋をしゃんとして前を向きたくなる。それは叱責されて、ではなく、励まされて、ではなく、おだてられて、でもなく。自分の中にある(でも、普段はすっかり忘れてしまっている)芯のようなものを信じたくなる。茨木さんの言葉は、読み手を静かに鼓舞する強さに満ちている。でも、彼女は決して他人に向けて書いていたのではないと私は思う。自分自身に、言葉を向けていた。そしてその言葉が詩になる時、彼女自身を貫いて真っ直ぐ読み手の私にも届くのだ。言葉にはそんな不思議な力がある。

(ゆずりはすみれ)

もっとも人気のある詩人の、もっとも有名な詩集。なかでも突出した人気を誇る表題作は、自分で考え続けること、自立した知性を磨き続けることの大切さをうたい、そのメッセージ性の強い言葉は、自分自身への問いかけとして多くの読者の共感をよび、やすきに流れる心を戒めてきた。現代詩の枠をこえた感動の名著。(解説=伊藤比呂美)

(出版社サイトより)

商品詳細

著: 茨木 のり子
内容: 124ページ
製作: 岩波書店 (日本)
初版発行日: 2025年04月15日

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この記事を書いた人

ゆずりはすみれ

百町森にいる詩の好きなコウモリ。食べること寝ること詩を書くことが大好き。(スタッフ紹介ページへ

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