ジュニア新書 586

新版 行政ってなんだろう


新版 行政ってなんだろう:樫の木の下のデモクラシー=直接民主主義 新版 行政ってなんだろう:責任議員内閣制度 新版 行政ってなんだろう:キャリアとノンキャリアの将来的可能性
  • 新版 行政ってなんだろう 岩波ジュニア
  • 780円+税(10%税込858円)
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この本は一つの寓話から始まります。平原に入植した二十戸の家族のお話です。子どもたちが大きくなって、町から教師を一人雇ったり、耕作地の広がりとともにあいまいになってきた境界線をはっきりさせるために、測量を学んだ者を雇ったりします。そして、村の代表者が雇われ人である彼らを監督するのです。この寓話を使って政治と行政の関係をわかりやすく説明してから、この本ははじまります。

「財政のしくみがわかる本」でもそうでしたが、この本も自分が何も知らないことがよくわかる本です。「政治家が各省庁の大臣になってどうするの?何も変わらないでしょ。」くらいが私の認識でしたが、政治(代表者)が行政(雇われ人)を監督するのが、本来のあり方なんですね。

この本では、日本の行政のアウトラインを、わかりやすく説明しつつ、問題点についても触れていきます。例えば、戦前と戦後の転換、議院内閣制と省庁、公務員制度、中央省庁と自治体との関係、公共事業や福祉政策、「官から民へ」の実際など。そして、エピローグでは「市民のコントロールによる行政」を実現するための提言をします。

テーマは堅めですが、教科書のように無味乾燥ではなく、むしろ最後まで読み通せるように、具体的な例や図表も織り交ぜて、読みやすくしています。大人にもお薦めの入門書です。

私たちのくらしに行政はどんな役割を果たしているのだろうか。行政の制度や考え方はどうなっているのだろうか。歴史的な変遷をふまえ、2000年以降の行政改革による省庁再編や地方分権の進み具合も含めて最新の事情をわかりやすく解説する。行政のしくみはもちろん、私たちの政治とのかかわりがよくわかる1冊。(出版社サイトより)

目次

プロローグ 行政をみる眼
第 I 章   行政国家の広がりとその変化
第II章   日本の行政制度の変遷と現状
第III章   行政の働きが変えた市民のくらし
エピローグ 市民のコントロールによる行政

内容紹介

私たちのくらしは、日々行政が供給するサービスによって成り立っています。朝起きてから学校にいくまでにも、実にたくさんのサービスを利用しています。たとえば、歯を磨いたり、顔を洗ったりするときに使う水道水、トイレの下水処理、家庭から出されたさまざまなごみの収集などです。また学校にいくまでの道路の多くも、行政が管理していますが、事故がおきないようにルールを作り、必要であれば歩道橋をつくったり、ミラーをたてたりします。そして安全がきちんと守られているかどうか、あるいは守るように警察官が見届けています。これも行政の仕事の一つです。また公立の学校の運営も、行政が担っています。

このように私たちのくらしに密接にかかわる行政の活動は実に多岐にわたり、多くの公務員と呼ばれる人々が働いています。旧版同様、新版でもそのしくみがどのようにつくられ、どんな役割をはたして今日まできたのかをわかりやすく解説します。そのうえで、行政の働きが変えた市民のくらしを、福祉政策や公共事業、規制緩和の動きなどから検証し、問題点をあきらかにします。

2000年以降の行政改革による省庁再編、地方分権の進み具合など最新の情報も存分に織り込みながら、これからの行政のありかたを探り、市民としてどうかかわるべきかを考えるのに最適な一冊です。(出版社サイトより)

商品詳細

年齢: 高校生〜
著: 新藤宗幸
寸法: 17×10.5cm
内容: 並製・カバー・234頁
製作: 岩波書店 (日本)
初版発行日: 2008年2月20日

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