岩波少年文庫 154

シュトッフェルの飛行船


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  • 岩波少年文庫 シュトッフェルの飛行船
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ドイツの湖畔の小さな村で、漁師のお父さん、遊泳場の管理人のお母さんと一緒に貸しボート屋の仕事を手伝って暮らす10歳のシュトッフェル。学校の成績もいいし、面白いことをたくさん思いつく少年ですが夏休みの今、魚は獲れないし泳いだりボートに乗ったりするお客もさっぱり来なくて両親は貧しい暮らしを嘆いています。

そこで彼ははすごい計画をたてました。まずは両親を説得して10日間の旅を許してもらいます。それからボートで湖を渡って町へ行き・・。なんと飛行船にもぐりこみアメリカへ密航することに!アメリカには仕事に成功した叔父さんがいるので会いに行って助けてもらおうというのです。首尾は上々、飛行船は無事飛び立ちました。ところが、飛行船が故障してしまいます。体重の軽い勇気のある人が船外へ出て引っかかった昇降舵を直せれば、という話を漏れ聞いたシュトッフェルは見つかることも辞さず出ていき飛行船を救います。アメリカに着くと大歓迎を受け、新聞にも写真がたくさん載って有名人。叔父さんにも無事会えます。ドイツの両親にも知らせが届き、みんな幸せです。

作者はノーベル賞作家トーマス・マンの愛娘。近代のおとぎ話のようなあたたかくしあわせな気持ちをくれる佳品です。巻末の飛行船や作者についての解説も読みごたえがあって楽しめます。(小学3・4年生くらい〜)

(築山真希子、コプタ通信09年12月号より)

十歳の少年シュトッフェルは、湖のほとりのちいさな村で、ボートこぎをして両親を助けています。まずしい暮らしをなげく両親の会話を聞いて、シュトッフェルはとんでもない計画を思いつきました。飛行船にもぐりこめば、アメリカで成功したおじさんに、助けを求めに行くことができる!――大海原をわたる、シュトッフェルの冒険が始まります。

作者エーリカ・マンは、『魔の山』などで知られるドイツの作家トーマス・マンの娘。マン家はナチの台頭により、スイスを経由してアメリカへ亡命したことが知られていますが、その少し前、1932年に発表された作品です。ケストナーとほぼ同時代ということになるでしょうか。

解説は、作家であり、翻訳家であり、日本ツェッペリン協会会長(!)でもある天沼春樹さん。飛行船の魅力や作品の時代背景を、たっぷりと、熱く語ってくださいました。(出版社サイトより)

商品詳細

年齢: 小学4・5年〜
作: エーリカ・マン
訳: 若松宣子
さし絵: リヒャルト・ハルガルテン
寸法: 17×12cm
内容: 並製・カバー・206頁
製作: 岩波書店 (日本)
初版発行日: 2008年08月20日
原著: STOFFEL FLIEGT UEBERS MEER (1999,2005)

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