岩波少年文庫 112

オズの魔法使い


オズの魔法使い:ブリキのきこり登場。デンズロウのさし絵もいい。
  • 岩波少年文庫 オズの魔法使い
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1900年に発表されたこの作品は、映画やアニメ、ミュージカルなどで取り上げられ、今も人気の高いアメリカを代表するファンタジーです。

第1章、ドロシーの生活が少し描かれると、すぐに家が吹き飛ばされます。第2章では、家がドスンと着地すると、住人マンチキンと北の魔女が登場し、そこがオズの国で、東西南北に魔女がいて、ドロシーが戻るためには、中央にあるエメラルドの都に行って、オズに会わなければならないことを教えてくれます。そして見知らぬ国での冒険が始まるのです。冒頭から読み手をぐぐっと引きつける展開で、今の時代でも充分通用するスピード感です。でも拙速な感じはしません。そこはやはり100年以上前という時代の持つ落ち着きが醸し出すものでしょうか。

途中で、かかし、木こり、ライオンと出会い、彼らがそれぞれ持つ悩みをオズに解決してもらおうと、みんなしてエメラルドの国へ向かうあたりは、グリムの「ブレーメンの音楽隊」を彷彿とさせます。しかし、この話の面白いのは、物語の中盤で、もうオズに会ってしまうところなんですね。これも小気味良いテンポを生み出します。後半は、オズの出した課題「悪い西の魔女を殺す」ために、ドロシーたちが知恵と勇気で立ち向かっていきます。この後半が実に面白いのです。空飛ぶサルが語る昔の物語、オズの正体など、それぞれの立場が破綻なくきちんと描かれ、オズの国がリアリティを持って来ます。主人公たちは、それぞれに自分の力を発揮して、収まるべきところに納まり、最後はハッピーエンド。

各章も比較的短めなので、子どもに読んでやるのにも向いていると思います。小学校中学年くらいから、児童文学への入り口としてお薦めします。

大竜巻に家ごと空高く吹き上げられた少女ドロシーは、愛犬トトとともに不思議なオズの国へ着陸しました。かかし、ブリキの木こり、おくびょうなライオンが仲間に加わって、一行はエメラルドの国をめざします。アメリカの人気作品。

商品詳細

年齢: 小学4・5年〜
作: フランク・ボーム
訳: 幾島幸子
さし絵: W.W.デンスロウ
寸法: 17.5×12cm
内容: 261p
製作: 岩波書店 (日本)
初版発行日: 2003年08月19日
原著: The wonderful wizard of Oz (1900)

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