発達を支援するおもちゃ TAG Toys タグトイ

発達障害に早く気づいて早く支援してあげる

特別発達支援
メストネック博士のセラピー教具

知能はそれぞれの得意な働きを持っていて、その得意分野に適した教材を使うことで、知能は矯正され進化する。

南カルフオルニア大学メリー・メーカー博士

メリー・メーカー博士とラリー・メストネックの出会い

ラリー・メストネックの父親は、旧チェコスロバキアの優れた大工職人として、アメリカに移民して来ました。父親の血を受け継いだメストネックは、南カルフオルニア大学在学中に、知能構造論を研究していたメリー・メーカー博士と出会います。当時のメーカー博士は、知的障害児のIQ改善にドリル練習を考案し、全米の特別発達支援教師やセラピストが学校や病院で使用していました。

現代のモンテッソーリ教具といわれるセラピー教具(TAG Toys)の開発

メリー・メーカー博士の依頼で、メストネックは知能の進化理論から後頭葉(運動系)から前頭葉(意味性・抽象性)への進化を教具に取り入れ、聞く、見る、触れる感覚の互換性を主とした教具を開発し、現代のモンテッソーリ教具(Ultimate Montessori Toy)といわれる評価を得ています。

日本での講演会の際のラリー博士

タグトイの安全性

タグトイは、アメリカでデザイン・製造されています。すべての教具の安全性はアメリカで厳格に管理されているNational Sanitation Foundation(米国の食料品、飲料関連機器、居住衛生関連機器の標準化機関)の検査を受けています。塗料、木材、接着剤はすべて国内のものを使用し、環境にやさしい安全なものが使われています。

全米の数々の優秀玩具・教材賞を受賞しています

アメリカ国内の優秀な家族企業としても評価されるまでに成長したタグトイ社。様々なおもちゃ賞も受賞し、品質やデザインの良さから現代のモンテッソーリ教具(Ultimate Montessori Toy)という評価を得ています。

  • 優秀ファミリー企業賞(ロサンゼルスビジネス紙)
  • マンハッタン母親と第三者によるおもちゃ選賞
  • 全米レコテコ(おもちゃライブラリー)優秀賞
  • 米国学校教材優秀おもちゃ賞4つ星金賞
  • オッペンハイムおもちゃ選賞
  • KDFWテレビおもちゃテストトップ20
  • ペアレントマガジン-ベストおもちゃ賞
  • 創造的な子どもの雑誌教材部門賞

保育(幼児教育)は、基礎となる下の部分からひとつひとつの「発達の穴」をうめていく仕事

子どもの知能は、乳幼児からの運動とともに成熟します。保育(幼児教育)は、バケツの穴から水漏れしないように、基礎となる下の部分からひとつひとつの発達の穴をうめていく仕事だといえます。

国際臨床保育研究所では、乳児期の保育理論(赤ちゃんの未熟な運動、正しい姿勢反射)の土台の上に、小学校へ行くまでの基礎的な「書く・聞きとる・読みとる・数える」を、メストネック博士の「知能の構造理論」に基づいてセラピー教具による指導を取り入れています。

小学校に行くまでに

バケツの最上部にある栓は、「読む」「書く」「数える」を表していますが、下の過程をおろそかにすると、その領域から水が流れ出してしまいます。バケツの穴のように、学校教育を受けるための基本的なスキルの発達は順次進んでいくものです。

私たちはまず、子どもたちの教育を受けるためのバケツ下段のスキルが、きちんと身についているかを確かめなければなりません。

感覚統合、運動発達、話す能力、視聴覚、そして概念形成は「土台」であり、この上に読み書き、算数および認知能力が構築されるのです。

2020年のオンライン研修を販売しています

2020年のウェビナー「発達を支援する教具の理論と実際」オンライン販売中

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ライブ配信で柿田が遊び方を説明しました(こちらは無料)。

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0歳児期

未熟な反射運動の抑制と光・音の基本的な刺激を与える

(参照:NPO法人国際臨床保育研究所)

0歳児特有に現れる運動は、新生児が意識しなくても出てくる動き、例えば、突然の激しい音やまぶしい光に、びっくりしたように手足に緊張が出る動きなどです。このような運動(反射)が消滅しないまま2、3歳まで持ち続ける子どもに、発達障がいのリスクがあると考えられています。感覚受容刺激と感覚運動が最も必要な時期です。

早く気づいてあげたい発達のポイント

視覚 あお向けに寝かされた乳児が、自分の方へゆっくりと近づいてくる大人の顔をじっと見つめますか?(話しかけないでください。聴覚に気を取られます。) 大人の顔を2〜3秒間見つめれば安心です。
手の運動 両手を身体の前で組み合わせて遊んでいますか? 両手を組み合わせて指を動かしていれば安心です。
身体の運動 両手と両ひざに体重を掛けて、転ばないようにハイハイの姿勢でじっとしていますか? あお向けの姿勢から自分の力で腹ばいに寝返ることが出来れば安心です。
言語 うれしそうに微笑んだり、声を出して笑ったり、高い声で「きゃっきゃっ。」といいますか? これらの三つのうち、二つを一日に数回出せば安心です。
聴覚 物音や騒音が聞こえてくると、頭を傾けて音の聞こえてくる方を探しますか? 音の方を探そうとしているならば安心です。

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1歳児期

五感を使った遊び、特に触覚遊びを行う

(参照:NPO法人国際臨床保育研究所)

私たちは、環境からの刺激を五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)を使って取り入れています。五感からの感覚受容が不十分だった子どもは、刺激の取り入れ方の差が強くなり、過敏か逆に鈍麻(どんま)な状態にみえます。

早く気づいてあげたい発達のポイント

視覚 子どもの目の前でおもちゃの上に布を被せると取ろうとしますか? 子どもの手がおもちゃを取る時間に布を被せて、それを取ろうとすれば安心です。
手の運動 親指と人差し指を使って小さなものをつまみますか? 干しぶどうやクッキーのかけらをつまもうとすれば安心です。
身体の運動 長時間、崩れることなく椅子に座っていますか? ものにつかまらないで、床で起き上がって座れば安心です。
言語 簡単な言葉を声に出しますか? 「ママ」「パパ」「ブブ」「アブ」など4つ以上出来れば安心です。
聴覚 単語の意味を確実に理解しますか? 「お人形はどこ?」と言ったときに、人形の方を見れば安心です。

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2歳児期

固有感覚受容と巧緻動作の獲得

(参照:NPO法人国際臨床保育研究所)

固有感覚受容は人の生活に必要で、あらゆる動作に使用する感覚機能です。2歳児は多様な身体の動きを学びますが、運動が不十分な子どもは、脳の未熟な運動神経を残存させています。それ故に、粗大動作、巧緻動作運動、反射神経抑制運動(未熟な神経反射を抑える運動)、バランス感覚運動等を取り入れることで、子どもの生活環境の多様な刺激を受け入れやすくしてあげます。

早く気づいてあげたい発達のポイント

視覚 子どもを鏡の前に連れてきて、しばらくの間、鏡に写る自分の姿を見ますか? 約3秒間、鏡の中の自分の姿を注意深く見るならば安心です。
手の運動 子どもは人差し指を他の指と分けて、独立的に使いますか? 絵本の中の動物や自動車を正しく指で示せば安心です。
身体の運動 片足だけでバランスをとりながら立つことが出来ますか? 両足とも出来れば安心です。
言語 二つの意味のある単語を使って声に出しますか? 「ママ」「ちょうだい」「ワンワン」など単語をきちんと使えれば安心です。
聴覚 「○○先生どこ?」と言われて、その先生のいる方を探そうとしますか? 探そうとしているならば安心です。

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3歳児期

聞いて理解する力を養う

(参照:NPO法人国際臨床保育研究所)

「何をやっても聞いてくれない」と現場保育者は訴えます。耳の育っていない子どもが増えました。聴力ではなくて、他者の話に興味を持つ、話されている内容を理解する力が必要です。教具を使っている子どもに、声かけ、質問し、教具遊びの中に面白さを見つける手助けをしてあげてください。

早く気づいてあげたい発達のポイント

視覚 大きなもの二つと小さなもの二つを紙に切り抜いて、子どもの目の前で同じものを重ね合わせます。 子どもが同じようにやったならば安心です。
手の運動 同じ大きさの四つの立方体(積み木)を与え、うまく積み重ねることが出来ますか? 四つ積み重ねることが出来れば安心ですが、三つならば不十分です。
身体の運動 両足を一緒に揃えて床から少し跳び上がることが出来ますか? 両足で跳び上がることが出来れば安心です。
言語 自分の好きな人形に話しかけていますか? 人形相手に二語文か三語文で話しかけているようならば安心です。
聴覚 「もう一つ」という言葉の意味が分かっていますか? 子どもの手からおもちゃを一つ取り、「もう一つちょうだい」と要求して、それに応えれば安心です。

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4歳児期

見て判断する能力と言語理解

(参照:NPO法人国際臨床保育研究所)

視覚司会は重要な知能の働きです。生後間もない乳児も、養育者の目の動きから相手の気持ちを判断しているといわれています。また、自閉症スペクトラム症の研究から、視覚は相手の行動や気持ちを読み取る能力だと分かってきました。

早く気づいてあげたい発達のポイント

視覚 赤、青、黄、緑の基本色を目で見て区別することが出来ますか? 四色の積木や同じ大きさのおもちゃを、子どもの目の前で二つずつ並べてから、ごちゃごちゃに混ぜ合わせます。その後同じ色のものや、大きさのものを二つずつ並べれば安心です。
手の運動 同じ大きさの八つの積み木を積むことが出来ますか? 上手に積み重ねて八つの塔を作れば安心です。5〜7個では不十分です。
身体の運動 水を満たしたコップを手に3m運ぶことが出来ますか? 水をこぼさないで運ぶことが出来たならば安心です。
言語 絵に描かれている人物が何をしているのか説明できますか? 走っている、泳いでいる、運転しているなどの絵を見て正しく説明できれば安心です。
聴覚 「赤い色のおもちゃはどれですか?」とたずねると、言われた物をゆびで指しますか? 聞いたことを目で確認できれば安心です。

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5歳児期

数の概念形成とワーキングエリアの活用

(参照:NPO法人国際臨床保育研究所)

小学校に上がって45分間座れる、先生の話に耳を傾ける、教科書を開いて意欲的に学ぼうとするなどの、基本的なスキルが身についていない子どもが増えました。学習意欲を低下させる子どもの多くは、指先が不器用だった、記憶するのが面倒だった、数えたり読み取ったりするのが苦手だったと言われています。学習のための基本的なスキルの必要性が現場で再確認されてきました。

早く気づいてあげたい発達のポイント

視覚 全体像から部分の意味を理解しますか? 全体の絵や図の一部だけのカードを見せて、それが全体像のどの部分かいい当てることが出来れば安心です。
手の運動 幅の狭い長めの紙をハサミで切ることが出来ますか? それを指導者の手助けのもと切れれば安心です。
身体の運動 手すりにつかまらないで階段を上り下り出来ますか? 自分で足を交互に出して上り下り出来れば安心です。時々、同じ段を上り下りするのは不十分です。
言語 二つの反対語を言えますか? 「ゾウは大きくてネズミは小さい」、「氷は冷たくて火は熱い」などが言えれば安心です。
聴覚 言葉の概念(共通性)を理解していますか? 10匹の飛ぶものと飛ばない動物の名前をいって、5匹ずつに分けることが出来れば安心です。

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小学校に行くまでに

子どもたちは小学校に入学すると、静かに机に座る、先生の話を積極的に聞く、簡単な文字を書いたり読んだりすることが当たり前だと、これまでは考えていました。しかし、入学してきた子どもの20〜30%が、落ち着いて座れない、先生の声が聞こえているのに聞こうとしない、ちょっとしたことでふざけてけんかになる、さらに運筆の不器用さや読む能力に問題があると学校現場で指摘されています。

(DVD『小学校に行くまでに』ニュージーランド感覚統合プログラムより)

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心理的セラピー遊び

子どもは心理的な葛藤や戸惑いを自分で処理出来ません。そのために葛藤を自分の身体に表現します。例えば、指しゃぶり、おもらし、吃音、チック、場面かんもく(緘黙)、自傷行為などに現れます。昨今は遊びを伴った心理的セラピー遊びを求めている子どもがたくさんいます。

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感覚統合コミュニケーション教具

脳の前庭系を刺激するコミュニケーション教具

脳は、環境からの刺激や情報を受け取り、分類し、記憶して全身に情報を送ります。前庭系は、感情や筋肉の発達にも重大な役割を持ち、視覚や言語能力、さらに、見る、聞き取る、感じることに働きます。

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発達目標:数える・計算する・分類する

子どものこんな姿が気になるときは…

  • 数字や、1〜10、1〜100などを数えることはできるが、数の概念(数字に対する量や、10というのは1が10個集まったもの)としての理解が難しい。
  • 増える、減るなどの言葉の使い方や、増減そのものの理解が難しい。

「転がり落ちてくる数の箱」(ステップ2)で遊ぶと…

数の概念を視覚、触覚、聴覚の3つの感覚を使いながら理解するように作られています。そのため、視覚的な理解がスムーズな子ども、触覚的な理解がスムーズな子どもなど、それぞれの一番スムーズな理解の方法に働きかけることが可能です。また、3という数を文字としてだけでなく、目に見えるペグ(量)、増減による転がり落ちた際の音の差(音量)という複数の視点で数に触れる事が可能なため、より理解が深まります。

発達目標:読む・推測する・予測する・規則を理解する

子どものこんな姿が気になるときは…

  • 「場」の変化が苦手で理解に時間がかかる、時間の流れや規則性のあるものの理解が難しい。
  • ストーリーの理解が難しい。
  • 自分の行動や、集団での行動の予測が難しい。
  • 言葉が少ない。

「推測力を養うプログラム」(ステップ3)で遊ぶと…

視覚情報(50枚のパターンカード)から、次の絵が何かという推測を繰り返すことで次第に自分の行動を予測したり、他者の行動や、その場がどのように進行するかなどを理解したりする手助けとなります。パターンカードの内容は幾何学的な図形の並列や、様々な規則性のある数字の並列、物語など多様な内容が含まれているため、時間や空間(前、後ろ、〜の間、今、昨日、今日、明日など…)の理解を導く事ができます。

発達目標:記憶する・考える力・空間理解・方向性理解

子どものこんな姿が気になるときは…

  • 記憶することが難しい。
  • 日常生活に必要なものの名前や、色の認識が難しい。
  • 大小の違い、空間の関連性を理解することが難しい。

「回転させて記憶しよう」(ステップ1)で遊ぶと…

本体を回転させずに、4色(青・黄・赤・緑)のパズルの下の動物を隠したり、見せたりすることで、記憶の保存を促し、次第にものの名前を覚えることができます。次に本体を回転させたり、下の動物を入れ替えたりすることで、保存した記憶を先の情報とは異なった要素で行う必要があるため、色、形、空間の理解を導くことができます。附属の動物パーツ以外を使うことで幅広いものの名前や空間を楽しくコミュニケーションしながら記憶していきます。

おもちゃ