Rocca Card Blocks（ロッカ・カードブロック）

百町森とRoccaのコラボ

商品の説明

我々の敬愛するゲーム作家、故アレックス・ランドルフさんと家族ぐるみで親交を深めていたトゥルーリ・オカモチェクさんと、友人でデザイナーの柿木原政広さんが共同で作り上げたゲームがRocca（ロッカ）。その第二弾がこのRocca Card Blocks（ロッカ・カードブロック）です。

実は、このロッカは百町森とのコラボ商品で、テーマは「積み木」。神経衰弱の応用「ロッカマッチ」と二次元積み木遊びが楽しめます。ルールが易しいので、クラシックよりも低年齢の子にお薦め。さらに、百町森との出会いのエピソードや相沢考案のパターンを掲載しています。

ロッカマッチの遊び方

神経衰弱（メモリー）とよく似たゲームです。でも自分の色と同じカードしか取れないというヒネリによって、単純な記憶ゲームに「運」の要素が加わって、気軽に楽しく遊べます。

1. ゲームの前に自分の色を決め、その色のカードを自分の前に置きます（全員が異なる色を選びます）。残りのカードを全て裏向き（木目の面）にして広げます。
2. 手番では、場札から２枚のカードを選んで表にします。２枚とも自分の色だったら、自分のものにできます。
3. 最初に９枚のカードを手にした人が勝ちです。

ここがお薦め

• 神経衰弱系の「ロッカマッチ」は、色を合わせるシンプルなゲーム。「運」の要素もあるので気軽に楽しく遊べます。
• 百町森とのコラボ商品。相沢が考えたパターンや、百町森のことが説明書に掲載されています。
• グラフィック、ロゴ、カードやパッケージの紙質、説明書など、細かいところまできちんとデザインされていて、カードゲームとは思えない質感。
• カードの表と裏を組み合わせて、平面なのに立体的な「二次元積み木」ができます。

Rocca Spiele（ロッカ・シュピール）について

Rocca Spiele（ロッカ・シュピール）は、ゲームデザイナーのトゥルーリ・オカモチェクさんと、彼の友人でデザインカンパニーTen代表の柿木原政広さんがはじめたゲームブランド。ちなみに、Spiele（シュピール）とは、ゲーム、遊び、競技、演奏などを意味するドイツ語です。

作者のトゥルーリ・オカモチェクさんは、帽子とヒゲがトレードマークの謎の人物。1994年旅行中のベネツィアでゲーム作家アレックス・ランドルフさんと偶然知り合い、以来親交を深めていた方です。そしてこれまた偶然、ランドルフさんが大好きな百町森のことを知って、わざわざ遊びに来て下り、それ以来のお付き合いです。その彼が、ランドルフさんのお墓参りに行く前日に「Rocca（ロッカ）」を思いつき、ゲームデザイナーとしての道を歩き始めます。

もう一人の作者である柿木原政広さんは、デザインカンパニーTenの代表を努める方で、2002年度JAGDA新人賞、2007年ADC賞を受賞しています。代表作に、singing AEON、まいにちAEON CARD、映画「トニー滝谷」など。「とまとさんのあかいふく」（こどものとも０.１.２　2008年8月号、福音館書店）では、アートディレクションを担当。Rocca（ロッカ）のデザインをし、ロッカ・シュピールを立ち上げました。