花あわせ



花あわせ: 
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伝統の「和柄」「和色」を使ったカードゲーム

花札の絵柄を使った3歳から遊べる神経衰弱です。現存する最古の花札から、新たに描き起こしたイラストは、日本古来の植物や動物を写実的に描いており、子どもにもわかりやすいと好評です。

また、テカリを抑えたマットコーティングも、しっとりとした和色の色合いを損なうことなく、それでいて汚れも抑えるという優れもの。角の1ミリ面取りと合わせて、日本の優れた印刷技術によって、子どもに遊びやすいゲームとして仕上がりました。

イラストを担当したのは、百町森の相沢です。彼による文章を以下にご紹介します。

大阪の、元・公立保育士にして現・クレーブラット代表の畑直樹氏と組んで、新作ゲームを作りました。名前を『花あわせ』と言います。日本古来からある花札を、簡単に遊べるメモリーゲーム(神経衰弱)にアレンジした物です。私のした仕事はイラストレイションとパッケージデザインです。

約半年間、オフの時間の大半を、この制作に費やしました。超ハードで超楽しい仕事でした。日本最古の花札を見に福岡まで行ったり、花札研究の第一人者、江橋崇先生に会いに行ったりと、心踊る経験をさせていただきました。

こうしたプロセスで、花札が、そもそもは博打の為の道具ではなかった事も、日本の誇れる文化財である事も勉強させて貰いました。知的好奇心にあふれた日々であった訳です。絵師と仕掛け人の、それぞれの言葉をご紹介しましょう。

絵師の言葉

『花あわせ』の36枚(24種類)の各カードは、現存する日本最古の花札の絵柄をベースにして描いております。この花札は、三池カルタ歴史資料館(福岡)の貴重なお宝の一つです。花札研究の第一人者、江橋崇先生によれば、江戸時代中期の円山四条流の画工の作だそうです。ちなみにこのカルタこそ、「花札=博打説」を根底から覆す画期的実証物なのですが、詳しく書くスペースはありません。興味のある方は、江橋崇著『花札』(法政大学出版)を、是非読んでみて下さい。とても面白い本です。

さて、日本最古の花札をベースに、と書きましたが、なにせ古い物です。色などは、全体にセピアを通り越して柿渋のような色になっております。手描きの一点物なのですが、絵の具が残ってない、つまり消えてしまっている部分が何ヵ所もありました。想像力で補うしかないのですが、その際は出来るだけ我を出さず、元絵を最大限尊重して補完に努めました。

色は和色を採用しています。ただ、前述の通り元絵は変色が激しいため再現は、これまた想像力で補う形になりました。まず畑直樹氏と共に色決めをし第一稿を印刷。校正、再校、再々校、再々々校・・・を重ねてようやく決定に至りました。一枚のカードに平均して7〜8色ほどの和色が使われています。あまたある印刷物と印象が違うとしたら、赤にしても紅にしても、和色には必ず僅かな濁りが入っているからに他なりません。ごく僅かに不純物が混ざる事で、全体がしっとりと和んだ感じになるのです。面白い現象ですね。このカードに和色を使おうと思い立った畑氏の着眼に拍手!です。

カードの形は江橋先生の提案で、色紙(しきし)の縦横比率を採用しています。正方形に極めて近いのですが、僅かに縦が長くなっております。テーブルに置いた時に、正方形に見える100:89という比率です。ここにも日本人の繊細な感性が潜んでおります。

植物や動物、鳥や蝶達を、眺め遊んで下さる方々が日本の美しい四季の彩りを、ちょっとでも感じていただければ幸いです。

相沢康夫

仕掛け人の言葉

御召茶(おめしちゃ)色ってどんな色?柑子(こうじ)色ってどんな色?きっとほとんどの日本人がピンと来ないのではないでしょうか?これは『和色』です。日本人は古来より自然を大事にし、敬い、共存してきました。その中で生まれた自然を元にした日本独自の色の文化、それが『和色』だったのです。

それに野山の自然をいつでも見られるようにと大名貴族たちが野山の風景をミニチュア化し、回遊式庭園として作った日本庭園、それを一つの鉢植えで体現した盆栽など日本人はミニマム化する事を得意としてきた器用な民族でした。

そして、その自然を床の上の遊びにも反映した『花札』。今では花札は賭博のための道具といった誤った理解が一部の研究者の恣意的学説により、定着化してしまっています。しかし、実は『花札』は貴族の妻や子女が日本の豊かな自然を室内で遊ぶために作られ、用いられた雅な道具で、もともとは博打のための道具として作られたものではありませんでした。それこそ自然を普段の遊びにまで昇華させた最も日本らしい玩具だったのです。

日本最古の花札の美しさに触れ、この色と自然という日本独自の文化を、遊ぶ中で子どもたちに伝えていかなければならないという思いでこの『花あわせ』を作りました。

花札についてお忙しい中、お話を聞かせてくださった法政大学名誉教授の江橋崇先生、三池カルタ歴史資料館の方々、このゲームを作るにあたって色々な面でご支援くださった販売店やその他、個人のみなさま、それから私の無茶なお願いにも嫌な顔一つせず、全国への取材や休日も全てゲーム作成に費やしてくださった相沢康夫氏への多大なる感謝をこの場を借りて述べさせていただきます。最後に、1人でも多くの大人が子どもたちと一緒に『花あわせ』を遊び、次の世代にこの日本文化をつないで行ってくださることを切に願います。

畑 直樹

さあ!いよいよ完成です。3歳児から遊べます。3種類のメモリー遊びが出来ます。2015年9月22日(火・祝)発売です。価格は税別で2,500円。幼稚園、保育園、こども園はもちろん、家庭にもおすすめしたい、美しい一品です。

(相沢康夫、コプタ通信2015年10月号より)

2015年9月22日(火・祝)の発売に合わせて、百町森で「完成お披露目会&ゲーム会」を開催しました。

商品詳細

年齢: 3歳〜
人数: 2〜5人
時間: 約10分
絵・パッケージデザイン: 相沢康夫
企画: 畑直樹
箱寸法: 10×18×4cm
部品寸法: 72×80mm
素材:
内容: 数字なしのカード24枚、数字の入ったカード12枚、説明書
製作: クレーブラット (日本)
生産国: 日本
注意事項: 花札の遊びはできません。
規格: CE
安全性: 3才未満不可(誤飲防止のため)
初版発行日: 2015年09月22日
分類: 記憶

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