くだもののにおいのする日

  • 詩集くだもののにおいのする日/松井啓子
  • 2,400円+税(10%税込2,640円)
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商品の説明

松井啓子さんの詩は日常を描いているようで、その日常のどこか裏っ側を描いているような気がする。「ひとりでごはんを食べていると/うしろで何か落ちるでしょ」(うしろで何か)は、確かにそんなことが起きている気がするし、その落ちて行くものは何だろうと想像してしまう。洗濯物?本?それとも、普段は気にならないけれども実は気になる何か…?この詩を読んだら、もう自分の後ろに何かが「ある」。詩は、そんな風に読み手の私の視野を広げてくれる。詩「夜あそぶ」の、上から覗き込む仄暗さが私は好き。

(ゆずりはすみれ)

黙って流れ去ろうとする日常を意外な節々でしっかり呼びとめて、その果汁を吸いとる。美味くて栄養になる詩集。  多和田葉子

(出版社サイトより)

商品詳細

詩: 松井啓子
内容: 88ページ
製作: ゆめある舎 (日本)
初版発行日: 2015年01月11日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。

この記事を書いた人

ゆずりはすみれ

百町森にいる詩の好きなコウモリ。食べること寝ること詩を書くことが大好き。(スタッフ紹介ページへ

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