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主人公の男の子が博物館できょうりゅうくんと出会い、何百万年も展示されていたきょうりゅうくんが博物館から飛び出して人間の世界を冒険するファンタジー絵本。

一緒にかくれんぼしたり、動物園を訪れたり、子どもたちが、きょうりゅうくんに乗って遊んだり、子どもたちときょうりゅうのふれあいがハートフルに描かれています。

道を渡りたい人を背中に乗せてあげたり、バスの代わりにきょうりゅうくんのしっぽに人々をのせてあげたり、とっても優しいきょうりゅうくん。そして、かくれんぼして、どうしても隠しきれないきょうりゅうくんを、子どもたちがわざと見つからないふりをする優しさも、ほっこりあたたかく、こんな風に人間と生き物とが仲良く遊べたら素敵だなと感じます。

絵本の中で、きょうりゅうくんと、おさんぽしてみてはいかかですか？

（斎藤千紗）

少年ダニーは、博物館できょうりゅうくんと仲良くなり、一緒に街へでかけました。きょうりゅうくんは大きな体をいかして、歩道橋になったり、バスの代わりをしたり、動物園へ出かけたり･･･。最後はダニーの友達とかくれんぼをしたりして楽しい一日を過ごします。一日の終わり、ダニーはきょうりゅうくんに「家においでよ」とさそいますが･･･。

（出版社サイトより）