誰のための憲法改「正」?


  • 誰のための憲法改(正)?/馬場利子
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商品の説明

今、私たちはどこへ向かおうとしているのでしょう?社会と繋がりながら増々1人1人が自分で考えなければならない時代になったと思います。

目先のことばかりが重要視される社会のあり方はとても危険なことです。経済最優先の政策で原発の再稼働、原発の輸出に大きな不安を感じているのは私だけではないでしょう。

また、安い価格を追求するあまりに各所で大きな犠牲が出ています。(バスの事故、食品の廃棄、等)人間らしさが失われ、大人も子どももくたびれ果てて考えることすらできなくなる前に・・・。

難しい、わからない、お任せします、ではなく少し勉強しませんか?そのために役立つテキスト(右)を、放射能測定室静岡の運営や、健やかな命と暮らしを実現する活動をしている、静岡在住の馬場利子さんが、作りました。

現憲法はアメリカから押し付けられたもので、日本が独自に作ったものではない、と言う人たちがいます。そうでしょうか?私は静岡に暮らしていますので、1945年当時、静岡大学で教鞭をとっておられた鈴木安蔵氏らによる「憲法研究会」が1945年12月26日に「憲法草案要綱」を発表し、GHQの憲法案作成に大きな影響を与えたことを伝え聞いて知っています。・・・ 現憲法が、全世界が平和に生存する権利をうたい、全力をあげて国の理想を達成することを誓っているのに対し、自民党(草案)は「活力ある経済活動を通じて国を成長させる」ことをうたっています。国家の最高法規というより、まるで、企業訓のように見えませんか?

〈本文より〉

「子どもに聞かれたときにもこれを見てくれれば、ちゃんと答えられますよ。」と馬場さんは言います。さらに、より理解を深める為の「ワクワク出前講座」もしてくれます。

子育て中のママのグループ、幼稚園、保育園など出前講座を御希望の方ご連絡下さい。仲介させていただきます。百町森でも3月11日・12日に会を開きます。

今の政治が向かおうとしている「一億総活躍社会」ってなんでしょう。役立つ人間だけが大切だと受け取れる考え方にとても危機感を感じます。

弱者を切り捨てないで、個を尊重する世の中が続きますように願わずにはいられません。(山崎直子)

(コプタ通信2016年3月号より)

商品詳細

年齢: 小学校高学年〜大人
著: 馬場利子
寸法: 19×13cm
内容: 63p
製作: 地湧社

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。

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