ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集

  • ぼくがゆびをぱちんとならして、きみが…/斉藤倫
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商品の説明

大人の「ぼく」と小学生の「きみ」のお話の中に、様々な詩人の詩が紹介されているアンソロジーのような本です。詩を通しての「ぼく」と「きみ」のやり取りは、それぞれの詩の鑑賞のヒントにもなっています。「詩ってよく分からないな」と感じても、その「分からない」と言う感覚も詩の楽しみ方の一つ。それでも「いいな」と、理由は分からないけれども感じた時、あなたもきっと詩と出会っていますよ。私はこの本の中では辻征夫の「まつおかさんの家」がとても好き。心のやわいところをぽんと打つ詩です。

(ゆずりはすみれ)

詩の苦手な人、時々首をかしげてしまう人、もちろん好きな人も、是非読んで欲しい本です。

内容

「きみ」は先生から言葉がなっていないと言われた小学生で「ぼく」は詩が大好きな大人。 

「きみ」が来るたびに「ぼく」は詩を紹介し、「きみ」がひっかかったところを「ぼく」が見事に説明していく。

全編が「きみ」と「ぼく」の会話で成り立っている不思議な本。

その答え方は詩の苦手な人への素敵な解答でもある。

終わり方が感動的な大人にもオススメの一冊。

(コプタ通信2019年10月号より 柿田)

商品詳細

年齢: 小学中・高学年以上〜大人
著: 斉藤 倫
画: 高野文子
寸法: 19×13cm
内容: 160p
製作: 福音館書店
初版発行日: 19年4月15日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。

この記事を書いた人

ゆずりはすみれ

百町森にいる詩の好きなコウモリ。食べること寝ること詩を書くことが大好き。(スタッフ紹介ページへ

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