カイとカイサのぼうけん


  • カイとカイサのぼうけん/ベスコフ
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日本では久々のベスコフの絵本!

昔、森の奥深くに1本の枯れ木が倒れていました。枯れ木は、苔におおわれ、根が長くのび、まるでお話に出てくるドラゴンのようでした。近くに住む男の子カイと女の子カイサは、その木に飛び乗って遊ぶのが大好きです。ある日、ふたりがいない隙に、いたずらトムテ(妖精)がやってきて、枯れ木に魔法をかけます。次にふたりが枯れ木に飛び乗ると、枯れ木は本物のドラゴンのように空に飛び上り、海の向こうのお話の国へ向かいます。飛びに飛んでたどり着いた小さな島で、ふたりはトロルにさらわれてきたお姫さまに出会い、若者がおりに閉じ込められていることを聞きます。若者を助けに向かったふたりは……。

この絵本がスウェーデンで刊行されたのは1923年のこと。中世画風で描かれた美しい作品として、すでに多くの言語に翻訳されていますが、訳者のまつむらゆうこさんが、ストックホルムの古本屋で偶然見つけたことがきっかけで、日本ではこの度初めて刊行されました。

ストックホルムで生まれたエルサ・ベスコフは、物語と自然に囲まれて育ちます。父親が亡くなったあと、一家は母方の叔父叔母のもとで暮らすことになるのですが、叔父叔母は、遊びを通して学ぶ新しいスタイルの学校を経営していました。ベスコフの作品には「子どもの自由と尊重」というテーマが貫かれていますが、この頃の経験が影響しているものと思われます。

また、トロルの王さまによっておりに閉じ込められるのが勇敢な若者だったり、そのおりを開ける鍵を奪うのが女の子カイサだったり、この絵本には男女平等の精神があらわれています。そして、押しつけ教育や出自による差別への批判、労働の美徳など、ベスコフのさまざまな思いが込められているのです。子どもたちは、絵本の中で物語の世界を味わいながら、自然とベスコフの思いに触れていくのかもしれません。 ベスコフは、他にも『ペレのあたらしいふく』『ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん』『もりのこびとたち』など、スウェーデンの豊かな自然を舞台にした、美しい作品を手がけています。あたたかいお家の中で、お子さんとゆっくり楽しみたい作品ばかりです。

(出版社Facebookページより)

スウェーデンでは100年位前の出版、今の感覚で言うと、絵本というよりファンタジーと言ってもいいくらいの物語性のある絵本だ。

商品詳細

年齢: 5・6歳から
作: エルサ・ベスコフ
訳: まつむらゆうこ
寸法: 26×25cm
内容: 32p
製作: 福音館書店
初版発行日: 1923年

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