太陽と月の大地


  • 太陽と月の大地/ナルバエス/宇野和美
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商品の説明

マリアと領民でモリスコ(改宗したイスラム教徒)の少年エルナンドは幼なじみ。スペイン中央部から毎年夏を過ごしに来る伯爵一家を、エルナンドは今年の夏も心待ちにしていました。

しかし、キリスト教徒の支配に反発するエルナンドの兄ミゲルは、出迎えに加わらず、再会した伯爵の長男は、あからさまにエルナンドたちを見下した態度をとります。不穏な空気をはらんだ時代です。

ミゲルは、キリスト教徒の青年貴族とのいさかいが原因で逃亡、山賊になります。やがてモーロ(イスラム教徒)への弾圧がきびしくなり、とうとう反乱が起きます。エルナンドの家族は家や畑を荒らされ、近所のキリスト教徒らに迫害されて山へ逃げます。逃亡生活中にエルナンドの母は亡くなり、戦争に参加したミゲルも命を落とします。

エルナンドと彼の父は戦いに加わりませんでしたが、捕まって奴隷として市場で売られます。伯爵とマリアが二人を競り落としてくれますが、エルナンドは奴隷として買われたことに深く傷つき、アフリカに渡って生活を立て直す決意をします…。

世界史に疎いので、こんな戦争があったことや、グラナダにイスラムの王朝があったことを初めて知りました。地球儀で確かめて、アフリカとスペインが近いことも実感。知らない時代、知らない国の、知らなかった歴史…。これらをまるでその場に居合わせたかのように感じられるのも本を読むことのすごいところだと思います。

(コプタ通信2017年6月号より つきちゃんこと築山真希子)

商品詳細

年齢: 小学高学年〜大人
著: コンチャ・ロペス=ナルバエス
訳: 宇野 和美
画: 松本 里美
寸法: 20×13cm
内容: 184p 
製作: 福音館書店
初版発行日: 2017年4月15日

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