石の神


  • 石の神/田中彩子
  • 1,500円+税(8%税込1,620円)
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作者の中には自分のファンタジー世界があるのだろうな、と感じられる作品。今後注目していきたい作者です。

あらすじ

13歳の寛次郎は望んで石屋に弟子入りして3年になります。

次の弟子が入らないのでカシキと呼ばれる炊事係と下働きにずっと辛抱してきました。

そこへ申吉と呼ばれる奇妙な新入りがやってきます。

仕事ののみ込みはいいのですが、誰にもうち解けません。

申吉が気になりつつも、やっと石が彫れるようになった寛次郎は夢中になって腕を磨きます。

1年ほどでまた新しい弟子が入り申吉が石を彫るようになります。

申吉は相変わらず無口で仕事にも熱心には見えないのに腕を上げていきます。

やがて二人は地蔵を彫って腕比べをすることに。

心血そそいだ勝負の結果、寛次郎は申吉の作品に自分にはない才能と禍々しさを感じて衝撃を受けます

そんな折、依頼を受けて少し離れた村で仕事が決まります。

その最中に地震が起き申吉と寛次郎は地中に閉じ込められ不思議な体験をします。

その後それぞれの道へ踏み出していく二人…。

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寛次郎から見たあらすじはざっとこんな感じですが、作品中には申吉の視点から描かれた部分もあります。

また申吉の過去や寛次郎の記憶の奥底なども織り込まれ複雑な味わいに。

石工の職人魂や暮らしぶりの描写も興味深いです。

題名にある石ノ神の存在はとても日本的です。

(コプタ通信2014年6月号より 築山真希子(つきちゃん))

商品詳細

年齢: 小学高学年〜
作: 田中 彩子
画: 一色
寸法: 21×16cm
内容: 232p 
製作: 福音館書店
初版発行日: 2014年4月10日

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