ゆきのうえゆきのした

商品の説明

お父さんと女の子が雪の上をスキーしていると、1匹のアカリスのしっぽがみえ、一瞬のうちに見えなくなりました。女の子が「どこへ行ったの？」と聞くと「ゆきのしただよ」とお父さん。静かな雪の森で生きる動物たち。その雪の下で寒さから身を守り活動している生き物や、冬眠中の生き物の生態を描きます。

親子の微笑ましい会話で進む物語の中に科学の要素が詰まった1冊。雪の下で過ごす生き物たち。その秘密の世界でどのように暮らしているか知ることでまた新たな発見が見つかるかもしれません。落ち着いた色彩の雰囲気のある絵もこの科学絵本といい具合に調和しています。

（スタッフちさ／「絵本のじかんVol.8雪」より）

雪の上と、雪の下の様子が、交互に気持ちのいいリズムで語られていく絵本。

内容

女の子とお父さんが森の中へスキーですべっていく。
雪の上は静まりかえっていて真っ白だが、雪の下にはリスやウサギ…さまざまな生きものたちが寒さや危険から身を守りながら暮らしている全く別の秘密の世界（積雪下空間）がある。

お話としても科学の本としても読める。

（コプタ通信2014年03月号より　柿田）

この記事を書いた人

ちさ斉藤千紗

２児の母。百町森との出会いは幼稚園の頃。母に買ってもらったアイロンビーズに夢中になりました。数多くある中での思い出の絵本ベスト3に入る「わたしのワンピース」。 主に、接客、検品、品出し、本の発注、季節ごとの絵本展示替えなどを担当しています。（スタッフ紹介ページへ）