女性受刑者とわが子をつなぐ絵本の読みあい


  • 女性受刑者とわが子をつなぐ絵本の読みあい/村中李衣
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商品の説明

山口県にある日本で初めての官民協働刑務所で行われている矯正プログラム「絵本の読みあい」の実践を紹介する本です。プログラムの内容は、受刑者自身が選んだ絵本を受刑者自身が声に出して読み、その声を録音したCDを自身の子どもに届けると言うもの。絵本の「読みあい」を通して遠く離れた親子を繋ごうとする試みですが、このプログラムの本質は、絵本を読み、録音する過程で起こる受刑者自身の内省(内観)です。

声に出し、意識的に物語を読む過程で自分自身と、自分を取り巻く人々と向き合って行く。目の前に開いた物語が、自分に何かを語りかけていることに気付いて行く。それは「読書」と言う行為が、作者と読者、物語と読者、そして読者自身(自分と自分)のコミュニケーションであるからでしょう。本を読むこと、物語に触れることの持つ力に改めて気付かされる一冊です

(コプタ通信2022年10月号より ようじゆかり)

会えないわが子への想いを声にのせて

病棟で児童養護施設で、赤ちゃんからお年寄りまで、場をともにするコミュニケーションを根底に「読みあい」を実践してきた著者が、受刑中の母と子を深くやわらかくつなぐ。 今、誰も排除しない社会への小さなとびらをひらく。

(出版社サイトより)

商品詳細

編著: 村中 李衣
著: 中島 学
内容: 192ページ
製作: かもがわ出版 (日本)
初版発行日: 2021年06月

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