ぼくがぼくであるために

  • ぼくがぼくであるために/蒼沼洋人
  • 1,600円+税(10%税込1,760円)
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商品の説明

中学1年生の6月。なんとなく席の近い者同士でできた男子5人グループのひとり大柄な山田は主人公のアキ以外の3人にいつもいじられています。だんだんいじりがエスカレートしたある日、アキは「やめろ」と声を上げます…。

アキは小柄で色白、髪の毛もふわふわで「かわいい~」と言われる自分の容姿にうんざりしています。6年生の時には容姿のせいでいじめに遭い大好きだったバレエすら続けられなくなりました。当時の自分を助けてくれた友だちの眉村と二人だけで学区外の中学に進み、一緒に野球部に入ったアキは男らしくなろうとがんばっています。夏休み明けにはブルース・リーの映画に傾倒し過ぎて容姿をからかったダンス部の部員に暴力をふるい、止めに入った女の子にケガをさせる騒動を起こします。野球部の活動停止など大ごとになってしまいましたが、これがきっかけでダンス部の女子の佐伯、津野と親しくなります。

さてこの学校では秋の文化祭の出し物として本格的な舞踏劇があり、佐伯、津野、眉村はオーディションに挑むことに。アキも中の一人のコーチとして関わりますが、この頃には4人それぞれに恋が芽生えたり気まずくなったり人間模様に変化が…。

役を勝ち取ったのは?迎えた当日は?このあたりは読んだときのお楽しみですが、青春です!容姿、性別、恋愛や多様性についてなど現代的な問題への向き合い方も誠実だし、「だれかを頼るのは勇気がいるけど、それも強さかな」など刺さる言葉もあります。人格者で出来過ぎかなと思っていた眉村の別の一面、山田のキャラの味わい、女の子たちの凛々しさなど、登場人物も皆ひたむきで愛おしい。この季節にぴったりのさわやかな作品です。

(コプタ通信2026年7月号より つきちゃんこと築山真希子)

男らしさ、女らしさって、なんなんだ?

ポプラズッコケ文学新人賞大賞、講談社児童文学新人賞佳作を受賞した注目の作家、入魂の一作!

小柄な体格にかわいい顔。女の子みたいと言われるアキは、男らしい男になりたかった。憧れの男はたくさんいる。宮本武蔵、ブルース・リー、そして眉村。アキの親友だ。だからなんで、あんなことを眉村が言ったのか、わからなくて……。これは「自分」を知る物語。

(出版社サイトより)

商品詳細

作: 蒼沼 洋人
カバー絵: 志村 貴子
寸法: 19.4×12.6cm
内容: 292ページ
製作: ポプラ社 (日本)
初版発行日: 2026年02月

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