エイダンをさがして

  • エイダンをさがして/デイヴィッドレヴィサン・三辺律子
  • 1,800円+税(10%税込1,980円)
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商品の説明

ある晩同じ部屋で寝ていたはずの年子の兄エイダンが姿を消します。家出?誘拐?それとも事故?小さな町では人々が総出で捜索に当たり、そろそろ最悪の事態も想定され始めた6日目の夜。弟のルーファスが物音に気付いて屋根裏へ行ってみると、行方不明の兄が!兄はそこにあった洋服ダンスを抜けてアヴェイニュという異世界へ行ったと言いますが、もちろん親や警察官は信じません。兄もどうせ信じてもらえないとわかってはいるのに、アヴェイニュへの憧憬、もう戻れないことへのかなしみ、戻ってきたことに馴染みきれないとまどいなどから、うまく折り合いがつけられないようです。

ところが警察官のミスで町中に兄の言ったことが広まります。でたらめな作り話をするなんて!と捜索に加わった大人たちからは反感を買い、学校では好奇の目を向けられ、家の前まで報道陣が押しかけるなど、家族全員大変な目にあいます。

一方ルーファスは疑いと好奇心と信じる気持ちを交錯させながら、二人きりの時に兄にアヴェイニュについてたずね、兄もぽつぽつと語ってくれます。実は兄が戻った晩、大騒ぎする大人たちと兄が階下へ下りた後に、ルーファスは兄の髪から落ちた見たことのない青いひしがたの葉っぱを拾っていたのです。

ファンタジー世界へ行って戻ってくる物語はいくつもありますが、戻ってきたあとに直面するかもしれない困難を、これほど現実的に描いた話はなかなか珍しいのではないかと思います。兄にとってルーファスの存在や彼の人柄はすごく救いになっていて、二人の会話にほろりとしました。また、兄の話を誠実に受け止めてくれる母方の叔母と女性警察官の対応も大人としてこうありたい姿です。読後感含め物語全体にあたたかみがあってとても好みな作品です。お楽しみください!

(コプタ通信2026年6月号より つきちゃんこと築山真希子)

エイダンが消えた。6日目に戻ってきた彼は、別世界に行っていたと言う。誰にも信じてもらえず、孤立するエイダン。でも弟だけは……。『ファンタジー世界に行った』兄の物語を、『現実に残された』弟の視点で描く新感覚の物語。

(出版社サイトより)

商品詳細

作: デイヴィッド・レヴィサン
訳: 三辺 律子
内容: 261ページ
製作: 小峰書店 (日本)
初版発行日: 2026年03月11日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。

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