あまねく神竜住まう国


  • あまねく神竜住まう国/萩原規子
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舞、笛、土地神などこの作者らしいエッセンスのつまったファンタジー。まとまりもよく読みやすい。

内容

主人公は若き日の源頼朝。彼は今、平治の乱に破れて伊東に流され、生きる意味を見出せずに明日をも知れぬ日々を過ごしています。

そんな折、彼の監視役の領主が急死します。新しい領主は頼朝を性急に殺そうとしますが、伊豆の一族の長老はこれを制し、頼朝を北条の地に送り、土地神の化身である大蛇の淵の近くに住まわせて神の沙汰を待とうします。

そこへ頼朝の乳母だという女人が現れ、娘婿を頼朝の付き人にと願い出ます。

娘婿と名乗ったのはかつて不思議な力を持つ笛の名手だった草十郎という若者で、彼の妻でやはり異能の舞姫である糸世が草十郎の笛で舞うことで頼朝の寿命を延ばして運命を変えてしまった過去を持ちます。

このとき頼朝の亡き姉で陰の力を持つ万寿姫も引き寄せられ、今も四人の絆がもつれ合っています。

頼朝と草十郎、糸世の三人は、頼朝の死や草十郎が万寿姫に取り込まれる危険を回避し陰の力を断ち切る道を模索し、伊豆の走湯権現へ向かいます。

この地で頼朝は地底深くに住まう赤と白の神竜を見ます。

やがて三人は土地神と一体化した万寿姫と対決、頼朝は己の中の竜を解き放ち万寿姫を鎮めます。

こうしてもつれた絆が解け、頼朝は伊豆での人生を前向きに歩み始めます。

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…草十郎と糸世の物語「風神秘抄」の続編ともいえますが、単独でも十分楽しめます。

中学生くらいにとくにおすすめです。

(コプタ通信2015年6月号より 築山真希子 つきちゃん)

商品詳細

年齢: 小学高学年〜
作: 荻原規子
寸法: 18×13cm
内容: 280p 
製作: 徳間書店
初版発行日: 2015年2月13日

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