おばあちゃんのにわ


  • おばあちゃんのにわ/ジョーダンスコット・シドニースミス・原田勝
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商品の説明

英語が不得意であまり喋らないおばあちゃん。ぼくは毎朝、おばあちゃんの家で朝食を食べる。雨の日、おばあちゃんは道端のミミズを拾い集める。学校が終わった後、ぼくとおばあちゃんは家の裏の庭に行く…。

人と人とが理解し労り合うのに言葉が必要のない瞬間があります。多くを話さないけれども分かり合っている(でも、ちょっとの謎もある)二人の関係性が美しい。絵の物語るものも多い作品。

(コプタ通信2023年9月号より ゆずりはすみれ)

ただ今訳者サイン入りを販売しています(在庫限り)。

数々の賞を受賞した名作『ぼくは川のように話す』のコンビによる心温まる絵本。著者であるカナダの詩人、ジョーダン・スコットの祖母との思い出がもとになっています。

ポーランドからの移民で、あまり英語がうまくしゃべれないおばあちゃんと「ぼく」は、身ぶりや手ぶりで、そして、さわったり、笑ったりして、いいたいことを伝えあいます。言葉にたよらない二人の親密さを描くシドニー・スミスの情感あふれる絵が、懐かしい記憶を呼びさまして胸を打ちます。

ぼくのおばあちゃんは、もとはニワトリ小屋だった家にすんでいる。毎朝、お父さんの車でおばあちゃんの家にいくと、おばあちゃんは庭でとれた野菜をつかって、朝ごはんをつくってくれる。長いあいだ食べものがなくてこまったことがあるおばあちゃんは、ぼくが食べこぼしたオートミールをひろいあげると、それにキスして、ぼくのおわんにもどす。

雨の日には、おばあちゃんはゆっくり道を歩く。それはミミズをつかまえるため。ぼくたちは、つかまえたミミズをおばあちゃんが野菜を育てている庭にはなつ。いつも、二人でそうしていた。おばあちゃんがあの家を出るまでは……。

(出版社サイトより)

商品詳細

文: ジョーダン・スコット
絵: シドニー・スミス
訳: 原田勝
寸法: 25×25cm
内容: 41ページ
製作: 偕成社 (日本)
初版発行日: 2023年06月

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。

この記事を書いた人

ゆずりはすみれ

百町森にいる詩の好きなコウモリ。食べること寝ること詩を書くことが大好き。(スタッフ紹介ページへ

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