よるのおと


  • よるのおと/たむらしげる
  • 1,400円+税(10%税込1,540円)
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「よるのさんぽ」「うちゅうスケート」「銀河の魚」などで夜を描き、「ありとすいか」「へんてこハウス」などで虫たちの小さな世界を描いてきた、たむらしげるさんの新作です。

一見静謐に見える夜のほんのわずかな時間を切り取って、生き物たちの生々しい食物連鎖のドラマを淡々と描きます。

このアプローチは、「ぼくからみると」(高木仁三郎・文/片山健・絵)に近いものですが、登場する動物たちの視点ではなく、あくまでも第三者の目として冷静にとらえています。鹿が水を飲む「ピチャ」とか、カエルの鳴き声も、本文の文章と同じかやや小さいくらいの活字で表現されていて、夜全体としての静けさを感じさせます。

そして、たむらしげるファンとして嬉しいのは、少年がおじいちゃんを訪ねる、というシチュエーションです。たむらさんの作品には、少年とおじいちゃんが冒険に出る、という物語がいくつかありますが、もしかしたら、この絵本は、すでに読んだ作品の冒頭部分かもしれない、なんて思いながら読むと、これまでのたむら作品が、より深く味わえそうです。

夜のかたすみの小さなできごとがこの宇宙のひろがりと響きあう

こんな絵本をずっと創りたかったのです。たむらしげる

男の子が池のほとりを歩いて、おじいさんの家に着くまでのほんの数十秒
そんなひとときにも、世界はこんなにもゆたかに息づいています。
ページをめくることが一つの体験だということが感じられる絵本です。

(帯より)

商品詳細

著: たむらしげる
寸法: 29×21.5cm
内容: 32ページ
製作: 偕成社
初版発行日: 2017年06月

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