死の森の犬たち

  • 死の森の犬たち/アンソニーマゴーワン・尾ア愛子
  • 2,000円+税(10%税込2,200円)
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商品の説明

1986年、ロシアのチェルノブイリ。ナターシャは7歳の誕生日に待望の子犬をプレゼントされてなかなか寝つけないほど幸せでした。ところが一夜明けると放射能事故のせいでもらったばかりの子犬を置いて避難することに。ナターシャはリュックに子犬を隠してバスに乗ろうとしますが見つかって、子犬は非情にも野に放たれます。絶望感でいっぱいのナターシャは避難先で物静かな賢い少女に成長していきますが、事故前のように幸せではありません。

場面は変わって、人の気配のないチェルノブイリの森の中に1頭の母犬がいます。生まれたばかりの子犬たちのうち生き残ったのは母犬譲りの強さと賢さを持つ兄犬と、足が不自由ながら咬む力と危機回避能力に優れた弟犬の2頭だけ。兄弟は助け合って生き抜くすべを学びます。ところがあるとき親子は犬を捕食する残忍なオオカミに見つかり追い詰められてしまいます…。

物語の大半は犬たちの森での生活です。親子や兄弟の絆、廃墟となった農場で暮らす野犬化した元飼い犬たちの群れの序列や友情、飢えや闘い、困難や試練など読みごたえたっぷりです。ナターシャの子犬の話とどうつながるのかなと思っていたら、そうか!なるほど!という満足いく展開でした。

ロシアが舞台ですがイギリスの作家の作品です。自分が好きだった「動物を擬人化していない物語」を書きたかったとのこと。だから、久々に好きなタイプの王道の動物物語に出会えた気がしたのか、と納得しました。見た目より(失礼!)読みやすいので、手にとって開いてみてくださいね。

(コプタ通信2026年2月号より つきちゃんこと築山真希子)

原発事故後のチェルノブイリの森でたくましく生きぬいた子犬のゾーヤと、その子ミーシャ、そしてゾーヤの飼い主だった少女ナターシャの運命を追う壮大な物語。野生のオオカミやクマやヤマネコがすむ森でくりひろげられる動物たちのスリルあふれる冒険の歳月を、カーネギー賞作家が生き生きと描く。挿絵はキース・ロビンソン。

(出版社サイトより)

商品詳細

作: アンソニー・マゴーワン
訳: 尾崎 愛子
内容: 318ページ
製作: 岩波書店 (日本)
初版発行日: 2024年03月22日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。

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