岩波少年文庫528

宝島


  • 宝島/スティーヴンスン(岩波少年文庫)
  • 920円+税(10%税込1,012円)
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商品の説明

ジム少年一家が営む宿屋の客の老船乗りが死にます。ジムと母親は宿代をもらおうと荷物を改め、お金を勘定しますが、時間がありません。というのも彼の死の直前に訪ねてきた怪しげな昔の仲間たちが襲撃してくるらしいのです。二人は足りない分の足しにと荷物の中にあった油布の包みをつかんで間一髪で逃げ出します。

治安判事で医者のリブシー先生と地主さんに助けを求め、あの包みを開けてみると、有名な海賊が宝を隠した島の地図!地主が船を手配し、一行は宝探しの冒険へ。しかし、おしゃべりな地主が旅の目的を漏らしていたため、船にはあの地図を探して宿屋を襲撃した海賊の一味が!島で宝を発見したら奪おうという海賊たちの陰謀をジムが立ち聞きします。

やがて目的地に着くと、一味やジムの乗り込んだボートが出されます。上陸後ジムは一目散に駆け出し、物陰に隠れますが、陰謀に加担しない正直な船乗りが殺されるのを目撃!一方先生たちは島にある頑丈な小屋に陣取り敵に応戦します。さて、宝の行方とジム一行の無事は…!?

海賊ものの原点というべき、あまりにも有名な作品ですが、きちんと読んだことありますか?海賊の頭の一本足のシルヴァーには奇妙な魅力があります。死人の道しるべとか、ラム酒の歌とかいかにもな海賊ネタも満載♪

今回福音館版と少年文庫版を読み比べました。現代的でわかりやすいのは少年文庫版、古風ですが雰囲気のあるのは福音館、でしょうか。どちらも本好きなら4,5年生くらいから楽しめます。

(コプタ通信2017年10月号より つきちゃんこと築山真希子)

商品詳細

作: スティーヴンスン
訳: 海保 眞夫
寸法: 17×12cm
内容: 392ページ
製作: 岩波書店 (日本)
初版発行日: 2000年10月18日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。

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