岩波少年文庫 160

指ぬきの夏


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  • 岩波少年文庫 指ぬきの夏/エリザベス・エン
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9歳半の少女ガーネットはイーソーの谷という小さな村の農場に住んでいます。ある夏の日ガーネットは兄さんと泳ぎに行って、川底で小さな指ぬきを見つけました。本物の銀の指ぬきです。大喜びで持って帰った、その日の夜、誰もが待ち望んでいた雨が降り、農作物は干ばつの被害を免れました。さらにガーネットの家の古い納屋を建て直す費用も工面できました。納屋を建てるための石灰をつくるために石灰炉に火をたいて、お祭りのようにの見張り番をするときも一緒に連れて行ってもらえます。その火を見て、さすらいの孤児だった少年エリックが家族の一員に加わり、生活はさらに楽しくなります。その上ガーネットが大事に育てたブタは博覧会で最優秀のブルーリボンをもらいます!

そう、その夏はガーネットにとって特別な夏。指ぬきは幸運を運んできてくれたに違いありません。兄さんとけんかして家出をしたり、友だちと図書館に閉じこめられたりといった困った出来事さえ、最後には面白かった冒険の思い出になります。

アメリカ児童文学の黄金期に書かれた本書は、同じ時代に書かれたワイルダー作『大草原の小さな家』シリーズ同様素朴なあたたかみを感じさせてくれます。地味な作品ですが読みやすく、3,4年生くらいから楽しめると思います。読んでいる間も読み終わった後も楽しく幸せな気分でいられますよ。

(築山真希子、コプタ通信09年11月号より)

農園に暮らす、おてんばなガーネットは9歳半。川でぐうぜん銀の指ぬきを見つけた日から、すてきな夏がはじまりました。

石灰炉のある森の中に泊まって、夜ふけにアップルパイを食べたり、兄さんとけんかして家出したり、一生懸命育てたブタを、博覧会に出品したり、楽しいできごとや冒険がつぎつぎに起こります。

9歳半の女の子の感じかた、気持ちの動きが、繊細にひろわれ、じつに印象的です。谷口由美子さんが、原文のきらめきをそのままに、みずみずしい日本語にしてくださいました。

ほかにも、野菜や果物の取りいれや、エン麦の脱穀といった農園の暮らしの描写、作者自身によるモダンでうつくしいさし絵など、みどころ盛りだくさんです。(出版社サイトより)

商品詳細

年齢: 小学4・5年〜
作: エリザベス・エンライト
訳: 谷口由美子
さし絵: エリザベス・エンライト
寸法: 17×12cm
内容: 並製・カバー・260頁
製作: 岩波書店 (日本)
初版発行日: 2009年06月16日
原著: THIMBLE SUMMER (1938)

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