岩波少年文庫094

トム・ソーヤーの冒険 下


  • 岩波少年文庫 トム・ソーヤーの冒険 下
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商品の説明

うちの娘は‘男子’に辛口でよく「意味わかんない」と怒っていますが、トム・ソーヤーは正真正銘の‘男子’です。育ての親の伯母さんの目を盗んでジャムは舐めるし学校はさぼるし宝物もこわれたドアの部品とか振り回すヒモつきのネズミの死骸とかです。でも伯母さんがあまりに嘆くと反省して抱きついて泣いたり、大好きな女の子の過失の身代わりを名乗り出て罰を引き受けたりします。トムは墓地でおまじないをしようと夜中に家を抜け出し、本物の殺人を目撃します。残忍な犯人は気絶した仲間に罪を被せますが、真相を知っているトムと友だちは犯人が恐ろしくて証言できません。それでもトムは無実の酔いどれ老人が絞首刑になることを考えて犯人の前で証言台に立ちます。また、仲間と家出したところ川で溺れたと思われますが、葬式の最中に劇的に帰還します。さらにピクニックの鍾乳洞見物では他の子たちとはぐれ、ガールフレンドと深い洞穴で迷子に!トムはあきらめずに出口を探し出し奇跡の生還を果たします。

もし娘のクラスにいたら有名な問題児になりそうなトムですがなぜか憎めません。打算がなくてのびやかで生命の躍動が感じられるような‘ザ・男子’だからでしょうか。子どもの頃大好きだったこの作品、今読むとずいぶんハードな冒険と日常…。時代の流れも実感(体罰ビシバシだし)します。でも途中からはそんな理屈抜きで夢中でした。やっぱり面白いです。高学年から読めますが‘男子’に寛容もしくは親近感がある人におすすめです。

(コプタ通信2013年5月号より つきちゃんこと築山真希子)

商品詳細

作: マーク・トウェイン
訳: 石井桃子
内容: 254ページ
製作: 岩波書店 (日本)
初版発行日: 2001年10月18日

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