私がいなくなったら


  • 私がいなくなったら/中野智子・中野真一郎
  • 1,600円+税(10%税込1,760円)
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商品の説明

ある日突然、癌、余命半年と宣告された自閉症児の母親。
母親と父親が、のこすもの、のこされたものを綴る。

ある日突然、癌に。余命半年と宣告された自閉症児の母親。1部では母親(おかん)が、 息子にのこせるものはなにか、夫にのこせるものはなにかを、闘病の体験とともに綴ります。 2部では父親(おとん)が、おかんの闘病中、入院中の日常の引き継ぎ、仕事の調整、看取り、 のこされた自閉息子との奮闘記を綴ります。

おかんからおとんへのバトンタッチ。そこには、多くの人とのかかわりがありました。 沢山の人とかかわりながら、助けられながら、闘病し、母親(おかん)亡き後を生きる父親と息子。 夫婦でお世話になった専門家の「旅立つ準備」も掲載。

(出版社サイトより)

自閉症の10歳の息子を持つお母さんが、がんを宣告されました。余命もわずかでした。 最初の検査に行った日、すぐに旦那さんを呼んでほしいと言われ、二人で医者の説明を待ちますが、息子のお迎えの時間ばかりが気になる。 即入院、心配なのは、自分の体のことよりも、息子のこと、旦那さんことでした。障害児の親、誰もが心配する親亡きあとです。

著者の中野さんも、「いつかは」と頭の中では考えていたそうですが、毎日の忙しさに実質的な準備はほぼゼロだったそうです。 ノートにメモを取り始めたのが、この本を作るきっかけでした。 「準備は、今直ぐにでも、考えたり、確保しておくべきものを想定したりが必要だ」。 そのことを、皆さんに伝えたいと思い、本にすることにしました。

この本には、子どもを預かってくれる場所を探すこと、旦那さんが家事を担う準備のこと、周りのお母さんや先生にお願いしながら、 自分亡きあとを準備していく様子を書いています。 2部、後半では、お父さんが、お母さんから引き継いでいったこと、妻・母亡きあとの息子との生活を書いています。

二人に共通するのは、たくさんの人とのつながりを大切にして、活かしていることです。 いつかはではなく、もしかしたらを考えて、つながりや、生活の準備をしていくことへの参考になったらと思います。 付録ページには、息子さんがお世話になっている専門家の「親亡きあとの準備」も載っています。

(出版社のコメント)

商品詳細

著: 中野 智子、中野 真一郎
内容: 168ページ
製作: ぶどう社 (日本)

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。

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