有機農業のチカラ コロナ時代を生きる知恵


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商品の説明

ジャーナリストで版元コモンズ代表の著者は有機農業に精通し、大きな病気の治療を続けながら、この本を書きあげました。(残念なことに、この本出版直後2020/12に逝去)これまでの仕事のまとめとして現代を生きる私たちへの多くのメッセージが込められています。特に高校生、大学生、若い社会人の方に是非読んでほしいと著者は言います。

私たちは近年、東日本大震災、コロナ禍を経験し(どちらも続行中)これまでのグローバルな社会を見直し、地域重視、持続可能な社会への転換、食糧自給の道へと向かうべきだと思います。大規模農業ではなく日本的な農業(小農)こそが目指す道。そして、学校給食をオーガニックに!のうねりは日本の農業を救う上でもとても近道だと思いました。

この本には、学校給食をオーガニックにした千葉県いすみ市や韓国ソウルの実践例、農を志す若者たち、東京近郊の都市農業、など希望が見える話もたくさん。一方で農業従事者の高齢化、耕作放棄地などの問題も。この10年の間に雑誌などに執筆したものに、加筆、修正を加え、新しいデータに改めていますので、ほんとに、現在を生きる私たちの現実がよく見えてきます。最終章「自治体職員・首長へのメッセージ」からは、行政も一緒に未来を作っていかなければとの思いを強くました。

我家の周りの放置された茶畑、ミカン畑、荒れた里山を目にするようになって、早30年。不安ばかりの日常ですが、各地域で有機農業のムーブメントが起こることを切に願います。

(コプタ通信2023年7月号より 山崎直子)

コロナ時代を生きる私たちは、グローバリゼーションと高度成長・都市化を見直し、ローカリゼーションと食料自給へ向かわざるを得ない。持続可能性を考えれば、有機農業への大転換という道しかない!

(出版社サイトより)

商品詳細

著: 大江正章
内容: 256ページ
製作: コモンズ (日本)
初版発行日: 2020年10月30日

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。

この記事を書いた人

直子山崎直子

柿田と共に百町森の経営に関わる。自宅で家庭文庫「ごたごた荘」を運営。地域の園や小中学校でお話会を行う。子どもの時から本に親しみ、絵本や児童文学はもちろん、大人の本も大好きなカツジ(活字)スト。(スタッフ紹介ページへ

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