とんとんとめてくださいな

商品の説明

３びきのねずみがハイキングに出かけた帰りに道に迷ってしまいます。あたりを見渡すと、遠くに１軒の家がありました。ドアを叩いて「とんとん、とめてくださいな」しかし返事がありません。そうっとドアをあけ、勝手にとめてもらうのも悪いなと思いながらも、とっても疲れていたので休ませてもらいます。

すると、「とんとん、とめてくださいな」とドアが開けられて、顔を覗かせたのは２ひきのうさぎ。そしてたぬきたちも道に迷ってやってきます。最後は何も言わずにドアが開き、黒い大きなものが入ってくるとみんな怖くてベットの中に潜り込みます。しかし正体はこの家に住むくまおじさん。あたたかいシチューをみんなにごちそうしてくれて、みんなであたたまって眠ります。

道に迷った時に家のあかりを見つけるとホッとして、親切にしてもらうとあたたかい気持ちになります。住むだけではなく、人を守り安心できる場所を与えてくれるのもまた家という大切な場所なのです。「とんとんとめてくださいな」の言葉は繰り返し登場し、子どもたちも覚えてしまいます。

（スタッフちさ／「絵本のじかんVol.6家」より）

三匹のねずみ、よーく見ると、少しずつ性格が違う。臆病ものだったり、甘えん坊だったり・・・。この甘えん坊が結構ちゃっかりしていて愉快だ。

３匹のねずみの本は、これ以外に、「はるですはるのおおそうじ」、「とてもとてもあついひ」「ゆきのひのゆうびんやさん」があります。

この記事を書いた人

ちさ斉藤千紗

２児の母。百町森との出会いは幼稚園の頃。母に買ってもらったアイロンビーズに夢中になりました。数多くある中での思い出の絵本ベスト3に入る「わたしのワンピース」。 主に、接客、検品、品出し、本の発注、季節ごとの絵本展示替えなどを担当しています。（スタッフ紹介ページへ）