商品の説明

主人公のなおこさん家族は都会の真ん中に住んでいます。お正月を迎えるまでの準備の様子を丁寧に描きます。工務店を営むなおこさん家族は、しめ飾りを作って売るための材料を浅草に買いに行きます。しめ縄や、玉飾りなどを作りお店で販売します。細かな絵から、溢れる町の様子、温かな人の声が行き交います。働き者のなおこさんは家事もしっかりこなしながらお正月の準備に取り掛かります。年が明けると、獅子舞という大事なおしごとがあり、町内を賑やかにまわります。

実在するモデルのなおこさんの家族を中心に日本の年末年始の行事を愉快に描き、絵本の中でいろんな習わしを知ることができます。新年を迎えるために、おすすめの1冊です。

（スタッフちさ／「絵本のじかんVol.7お正月」より）

なおこさんの家に今年も年末がやってきました。浅草の雷門をくぐり、ガサ市でしめなわ・お正月飾りの材料の買い付けがはじまりました。商店街の一角で、かねこさんは毎年正月飾りを売るのです。無事に販売を終え、今度はなおこさんの家族も大忙しで年越しの準備にかかります。おおそうじをして、おせちの買出しをして、、、

「あけましておめでとう」。

1月2日は、近所を獅子舞で練り歩き、ようやく忙しいお正月が終わるのです。都会にのこる、日本の年末年始の行事を、実在するモデル・なおこさんの家族を通してユーモラスかつ細密な筆致で描きます。

（出版社サイトより）