カルディコット・プレイスの子どもたち

  • カルディコット・プレイスの子どもたち/ノエルストレスフィールド
  • 1,700円+税(10%税込1,870円)
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商品の説明

1960年代の英国。ジョンストン一家の三人の子どもたちには最高のお父さんがいて、庭とガレージ付きのすてきな一軒家で犬を飼っていました。ところがお父さんは自動車事故で意識不明になり、意識がもどった後も以前のお父さんではなくなってしまいました。お母さんは今後のことを色々考えて、一軒家を人に貸し、子どもたちと一緒にアパート住まいをすることを決断。けれど飼い犬はアパートで飼えないので預けることに…。

子どもたちはやりきれない思いを抱えて新しい暮らしを始めますが、末っ子のティムがとったある行動がきっかけで、貴族の老婦人から田舎の屋敷を相続することになります。その屋敷なら犬も一緒に住めるしお父さんの療養にもうってつけ!けれど維持費だけでも莫大な上リノベーションも必要です。すると弁護士さんが身寄りのないお金持ちの子どもを休暇の間下宿させる提案をしてくれます。というわけで、ジョンストン家には三人の子どもたちが加わり、共同生活が始まりますが…。 

少し前のイギリスの児童書には経済的に苦しくなった家庭を心配する子どもたちが登場する作品がよくありましたが、本作もなかなか具体的な経済事情が描かれています。またお父さんの状態や下宿する子どもたちの抱えている問題、三人きょうだいそれぞれの性格などもとてもリアルで現代的ですが、きちんと子どもに向けて描かれているので、すべてが理解できなくても楽しく読めます。成長して読み直したらきっと新たな発見ができる…。こういう作品好みです・作者は古典的名作「バレエシューズ」を書いた人です。

(コプタ通信2025年7月号より つきちゃんこと築山真希子)

1960年代のイギリス。お父さんが事故にあって気力を失い、幸せなジョンストン家の生活は一変する。 都会の小さなアパートにうつったが、お母さんは疲れ、ビル、キャロル、ティムの3人の子どもたちは不満をつのらせていた。

そんなとき、末っ子のティムが、ひょんなことから田舎の大邸宅カルディコット・プレイスを相続する。 ひっこした一家はそこで、お金持ちだが帰る家のない子どもたち3人の滞在を受けいれることに……。

村の自然とあたたかい人々に見守られながら、新たなくらしを築いていくジョンストン一家と、子どもたちそれぞれの成長を生き生きとえがく、感動的な物語。

『バレエシューズ』の作者ノエル・ストレトフィールドの名作を初邦訳。

(出版社サイトより)

商品詳細

作: ノエル・ストレトフィールド
訳: 尾崎 愛子
寸法: 19×13cm
内容: 286ページ
製作: 偕成社 (日本)
初版発行日: 2025年02月

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。記載されているすべての寸法と重量は目安であり、それをお約束するものではありません。

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