きいて・はなして はなして・きいて

トーキングゲーム



トーキングゲーム:  トーキングゲーム:  トーキングゲーム: 
電話でのお問い合わせ・注文・ご予約はこちら。
054-251-8700

ことばの教室、放課後等デイサービス、ホスピタルプレイ、小中学校の教室、企業などの新人研修などにおすすめ

NHK総合テレビの「あさイチ」で、「コミュニケーションが不思議とうまくいくゲーム」として紹介されていたのが、この「トーキングゲーム」です。自分の番が来たら、山からカードを引いて、書いてある質問に答えます。他の人は、ただひたすら聞くという、勝ち負けのないゲームです。

質問カードには、「カレーライスとラーメン、どっちが好き?」といった簡単なものから、「好きな場所は?」「夏休みや冬休みで、楽しかった思い出は?」といった少し考えるもの、「将来、どんな仕事をしてみたい?」「自分の性格で、直したいところは?」といったちょっと難しい質問まで、様々な質問が書かれています。

答える人は、どんな風に答えても構いませんし、難しければ「パスカード」を使ってパスすることもできます。聞く側は、せかしたり、笑ったりせず、ひたすら「傾聴」します。このゲームでは、質問することも禁じられています(うまく答えられない質問だったりすると答える人が困ってしまうからです)。

また、同じ質問を他の人が答えることもしません。次の番の人は新しいカードをめくって、次の質問に答えるのです。

「指導」ではなく、お互いが「親密になる」ためのツールとして

大人と子どもが1対1で使うケースも多いと思いますが、子どものことを一方的に「聞き出す」ために使うのは避けてくださいね。大人の側も、積極的に「自己開示」して、むしろ失敗談などを織り交ぜながら、子どもとの距離が近づくような雰囲気で「楽しんで」欲しいと思います。

逆に、大人同士で遊ぶのもオススメです。大人にとっても、自分の話すことが、誰からもせかされたり、遮られたりすることなく、100%受け入れられる状況なんてありませんから、心から安心して話すことができます。そんな温かい雰囲気の中で、このゲームを楽しむことができれば、参加者同士がより親密になることでしょう。

他のゲームとの違い

アンゲーム

昔からあるゲームで、遊び方は大変よく似ています。ただし、難しい質問やネガティブな感情を起こすような質問が入っています。また、こちらのトーキングゲームは、日本の特別支援教育の先生が作っているので、より子どもに遊びやすいものになっています。あと、デザインがカラフルなのもよい点です。

ストーリーキューブス

こちらも、他の人は「傾聴」し、「勝ち負けがない」というところはよく似ていますが、絵の描いてあるサイコロの絵をつなげて「ストーリーを作る」という点が、ハードルが高く、また「自己開示」という面はありません。

かたろーぐ

カタログや図鑑、チラシなどを広げ、回答者がその中で好きなものを選び、他の人はその順番を当てるゲームです。その子の興味のあるテーマを選ぶと、楽しく遊べますし、「どこが好きなの?」といった質問をすると、いろいろ答えてくれることもあります。「自己開示」という面も持っていますね。

順番を決めるだけなので、言葉にする必要はなく、その分ハードルは低くなります。また、その子の興味に寄り添うことで、遊びに誘いやすくなります。

人の話を黙って聴くこと、
ルールはそれだけです。

人の話を最後まで聴けない。自分だけしゃべり続ける。自分の気持ちをうまく表現できない。そんな子どもたち(大人も)におすすめします。

特にそのような特性をもちあわせていなくても、話を聴く楽しさや自分の話を最後まで聞いてもらえる心地よさを味わいたい人たちにもおすすめです。

このゲームに勝ち負けはありません。 カードを引いて、そこに書かれた質問に答えるだけ。ルールはひとつ、人の話を黙って聴くこと。これを順番に繰り返していきます。
こんな風に…

ひきこもりの高校生の心を開いた質問カード

「自分の話を真剣に聴いてもらえる安心感があると、子どもは心を開くようになります」と話す安部先生。
ひきこもりがちだった高校生とこのカードで何回も「遊ぶ」うちに、ある質問カードの答えを聞いて彼の胸のうちを知ることになりました。その質問カードには次のように書かれていました。

生活も荒れ、八方ふさがりだった彼は次のように答えました。

「ポカポカと暖かい陽射しが降り注ぐ春がいいですね。朝気持ちよく目覚めたら布団をあげる生産的な活動をして・・・(後略)」

朝起きて布団を上げることすらハードルの高い活動であることを知った先生は、生活の中で彼が「小さな達成感」を味わえるようにしたといいます。 この答えは「閉ざされていた彼の心が開いた」瞬間でした。

心を開いたコミュニケーションは心地よい

IQが非常に高い彼は学校の勉強はできても、コミュニケーションの楽しさを知らないまま高校生になり不登校に。そしてひきこもるようになりました。 トーキングゲームでは、安部先生は自分の小学校時代の失敗も話しました。

「小学校2年生の時に教室でおもらしをした」ことや
「色が黒いからクロベエと呼ばれて嫌だった」ことも。

すると、彼は「え、そんなこと人に話していいんですか」と驚き、次第に打ち解けていくようになったといいます。 心を開いて聴いたり、話したりするコミュニケーションは心地よいものです。その心地よさに彼は気づいたのでした。

この時のトーキングゲームを安部先生が家庭用にアレンジしました。家族で楽しむのはもちろん、友達同士で遊んでも楽しいですよ。お互いの意外な面を知ることができます。

単純な質問もあれば、答えるのに時間のかかる質問もあります

親子でも、知っているようで案外知らなかったことに気づくかもしれません。

答えたくない質問はパスしてもいいんです

答える人のジャマをしない、上手に聴くための3つのルール

  1. 答えている人に質問しない
  2. 笑ったり、からかったりしない
  3. 早く!と言わない

それから、このゲームは見てるだけでもいいのです。それもその子なりの参加の仕方です。ともかく無理強いは禁物。 トーキングゲームは、心理ゲームです。専門用語を使うなら「傾聴と自己開示」のゲームです。

話を聴く(傾聴)、心を開いて話す(自己開示)を繰り返しているうちに、ゲームの場が心地よいコミュニケーションの場になります。

心を開いたコミュニケーションの心地よさに気づけるのが、このゲームの最大の効果です。

安部先生より一言

子どもが話しているときは、途中で質問をしないようにしましょう。また、なかなか話さない子に、答えを誘導するような質問の仕方も避けてほしいですね。子どもに答えてほしければ、まず大人(親や教師、支援員)が自分から心開いて話す、自分がモデルになって話すことがポイントです。心開かない相手に、子どもが心を開いて話したりはしません。

ウチの子も、使っています!

これは単なるコミュニケーション上手になるためのツールではなく、生身の人と人との心のふれあいに気づかせてくれるものだと思いました。

(京都府在住 自閉症スペクトラム7歳男児の母)

息子は自分の気持ちを話すことは、療育や保育所での成果で、ちゃんと相手に表現します。 ただ、人の話を聞くとなるとなかなか難しいだろうなと思っていました。 実際、大人同士の会話に割って入って、取り合ってもらえないと癇癪を起こしたり。ゆっくり丁寧に伝えたつもりの伝言も、意味をちゃんと理解できていなかったり。

でも、このゲームのカードを一枚めくって読み上げ、答えを話し出すと、ものすごい集中力を持って食い入るように聞いてくれているのが分かりました。 ちゃんとルールを守って最後まで黙って聞くこともできていました。ゲームなのでルールを守ることは彼の中で必須だったようです。 そして何より、こうして子供と向き合って真剣に考えながら話をしたのは初めてだったことです。お互い新鮮な気持ちで向き合うので、相乗効果で子供の気持ちも満たされ落ち着くのが分かりました。

子どもたちが知らない母親(私)や父親の話を、ワクワクしながら聞いてくれました。

(グレーゾーン7歳女子、4歳女子、2歳男子の母)

私、夫、7歳の長女、4歳の二女、時々2歳の長男の家族5人で取り組みましたが、「人の話が終わるまで待つ」というルールを、意外に子どもたちが守れたことに驚きました(2歳には難しかったようです)。

また、質問にもいろいろなバリエーションがあったので、子どもたちが知らない母親(私)や父親の話を、ワクワクしながら聞いてくれましたし、改めて尋ねられることで、おのおのハタと胸の内を掘り下げて、まるで自分の棚おろしをしているようでした。スキップカードがあるのもありがたいです。

相手への理解だけでなく、自分の気持ちも広げてくれるゲームでした。

(メーカーサイトより)

考えた人のプロフィール

安部(あんべ)博志

筑波大学附属大塚特別支援学校、主幹教諭。特別支援教育コーディネーターとして地域の子ども、保護者、教師の相談・支援にあたっている。園から小・中学校まで巡回したクラスは通算10,000学級を超える。子どもの特性に合わせたオーダーメイドの教材や教具を開発。著書に『特別支援教育 発達に遅れや偏りのある子どもの本当の気持ち』(学事出版)、『発達障害の子どもの指導で悩む先生へのメッセージ』(明治図書出版)、『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のための「すごい道具」』(小学館)。

(説明書より)

商品詳細

年齢: 6歳くらいから
人数: 2〜6人
時間: カードの枚数による
作: 安部(あんべ)博志(筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭)
部品寸法: 50×80mm(カード)
素材:
内容: カード86枚(質問カード64、ブランクカード10、パスカード12)
製作: tobiraco(トビラコ) (日本)
生産国: 日本
分類: コミュニケーション

この商品が含まれる商品カテゴリ・特集

おもちゃ