ブルーノ・ムナーリ かたちの不思議3

三角形


三角形:仏像(左)とココナツの実(右) 三角形:ダ・ヴィンチによる正二十面体(左)と円が歪んで見える錯覚(右) 三角形:イタリアの芸術家スカルパの作品。正四面体(左上)が様々な形に変形 三角形:日本の家紋 三角形:ドミノを正三角形にしたゲーム「トリミノ」
  • かたちの不思議3 三角形/ブルーノ・ムナーリ
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商品の説明

1976年に出版されてから30余年、ついに日本語に翻訳されました。「正方形」「円形」に続くこの3作目は、美術出版社による邦訳(1971年)の後に出版されたため、長年、日本語訳が出なかったのですが、今回ついに日本語訳が登場しました。

今回の阿部雅世さんによる翻訳には、読者にわかりやすいように、ところどころに解説が加えられています。人名に国や生没年も書いてあるので、この本をじっくり読むだけでも、周辺知識を得ることができます。また重要な人名や地名が、アルファベット併記になっているので、興味を持ったことを自分でさらに調べる際にも参考になります。

このシリーズの特長

古今東西から集められた豊富な図版
古代オリエントの楔形文字からコンピュータまで。フィンランドのスツールから日本の家紋まで。プランクトンや結晶からパルテノン神殿まで。ありとあらゆるものがムナーリの手腕で集められています。
大きな図版と簡潔な解説
ムナーリの言葉は基本的には簡潔で、あくまでも図版をメインにしたヴィジュアル・ブックを貫いています。項目によってはかなり丁寧に説明しているものもありますが、そこがまた読み物として面白いところです。日本語訳が出てホントにうれしいですね。
アルファベット順の掲載
項目は、時代別でも分野別でもなく、イタリア語表記によるアルファベット順に並んでいます。そのため順番に読んでいくと、読み手は古今東西あっちゃこっちゃに引っ張り回されます。「読むシャッフルプレイ」とも言えますが、iTunesと異なるのは、そこに一貫したテーマ(形)があり、アルファベット順とはいえ、コントロールする指揮者がいることでしょう。だからこそ、脈絡のなさに惑わされながらも、徐々に芽生えてくる感覚があったり、くり返して表れるテーマに膝を打つことがあるのでしょう。

商品詳細

著: ブルーノ・ムナーリ
訳: 阿部雅世
寸法: 19.5×19.5cm
内容: 108頁
製作: 平凡社 (日本)
初版発行日: 2010年11月12日
原著: IL TRIANGOLO (1976)

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。

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