フラーニャと私


  • フラーニヤと私/ユーリ・ノルシュテイン
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高畑勲・宮崎駿が敬愛するロシアのアニメーション作家。初の画文集。

「話の話」「霧の中のハリネズミ」「キツネとウサギ」「アオサギとツル」そして未完の傑作「外套」収録

ノルシュテインさんには、いつも驚かされ、感心させられ、考えさせられる。作品を見るたびに、話を聞くたびに。そしていま、ノルシュテインがみずからの文章で、作品の発想やその原風景、キャラクターのモデルとなった人物について語り、さらに創造の秘密や制作の過程を明かす。

この「フラーニャと私」は、絵とテキストをノルシュテインの意図にしたがって配置した、世界ではじめての画文集である。(中略)読んでみてまず感じたことは、文章でもノルシュテインさんはやはりノルシュテインさんだなあ、ということであり、創作方法もまた、おそろしくノルシュテイン流だったのだ、という感慨である。

(高畑勲、ノルシュテイン画文集「フラーニャと私」への私注より)

(帯より)

著者プロフィール

ユーリー・ノルシュテイン Yury Norshteyn

1941年、ロシア・ペンザ州アンドレーエフカ村(疎開先)で生まれる。1943年からモスクワ在住。1961年にアニメーション美術上級コースを卒業し、連邦動画スタジオに就職。絵画に転校しようと美術学校入学の試験準備を始めるが、セルゲイ・エイゼンシュテイン全集に触発され、アニメーション監督の道を選ぶ(エイゼンシュテインはソ連映画の開拓者で、モンタージュ理論により映画芸術に大きな功績を残した人物)。監督として手がけたアニメーション作品に、「きつねとうさぎ」「あおさぎとつる」「話の話」「きりのなかのはりねずみ」などがあり、世界的に高い評価を得ている。「ユーリー・ノルシュテインの仕事」(ふゅーじょんぷろだくと)で、その活動が集大成されている。35人の世界の監督が共同で制作した連句アニメーション「冬の日」では芭蕉の句を担当。現在、ゴーゴリ原作の「外套」のアニメーションを長期にわたって制作している。

こじまひろこ 児島宏子

東京都出身。1972年に日ソ学院(現、東京ロシア語学校)本科卒業後、モスクワ大学ロシア語教師養成セミナーで研鑽を積む。以後、映画、音楽分野で通訳、翻訳、執筆などに従事。訳書に「ソクーロフとの対話」(河出書房新社)「チェーホフが蘇る」(書肆山田)「きりのなかのはりねずみ」(福音館書店)「アオサギとツル」(未知谷)「チェブラーシュカ」(平凡社)「フラーニャと私」(徳間書店・ジブリ出版部編集)などがある。

商品詳細

構成・文: ユーリー・ノルシュテイン
訳: 児島宏子
寸法: 27.2×23.6×2cm
内容: 223ページ
製作: 徳間書店
初版: 2003年11月15日

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