ダッドリーくんの１２のおはなし

商品の説明

ある年の最初の日に町に引っ越して来たダッドリーくん。友達のいない者同士で『友だちなしクラブ』を結成したり、おばあさんに自転車を盗まれたり返してもらったり…。

弁の立つダッドリーくんと町の人々や動物たちとの交流は、どこかあっさりとした距離感で、アーノルド・ローベルの絵がそこにやわらかなあどけなさを足しています。登場人物みんなが、いい顔なんですよね。しみじみと心地よいお話。

（コプタ通信2023年7月号より　ようじゆかり）

持ち前のユーモアと素直な心が魅力的なダッドリーくんを主人公にした児童文学。『がまくんとかえるくん』などで絶大な人気を誇るアーノルド・ローベルの挿絵があたたかい作品です。 人気の翻訳家・小宮由さんの訳が心地よい、情感豊かな物語。やさしい気持ちになれる名作の初邦訳作品です。

（出版社サイトより）