ひそひそこしょこしょ

商品の説明

夜中に起きてこっそりと外へ出るひつじの兄弟。寝静まった家を出るのはなんだかドキドキしてしまいます。暗い夜の外は大冒険の1歩のようで静かな川や森を進んでいくと広い広場がありました。そこではなんと、おばけたちがパーティーをしているのです。

ちょっとした物音で、おばけたちに気づかれてしまったかな？というシーンは時間が止まったようなドキッとした緊張感が一瞬走ります。そーっと音を立てないように逃げ帰るのですが、途中で水たまりを踏んでしまい、ぱしゃ！っと音が響きます。泥だらけの足跡が家中につくので、朝になった時どうなるんだろう？と考えてしまいますが…。

こわかったけど楽しかったねと言いながらも、2人はおんなじベットに入るところがとてもかわいらしいです。楽しい！と怖い！ハラハラドキドキ！が絵本から伝わる楽しい一晩の冒険絵本です。

（スタッフちさ／「絵本のじかんVol.5おばけ」より）

例によって、絵といい物語といい、この作者独特の力の抜け具合が実に楽しい。「ささやきごえでよむえほんだよ」とタイトルの副題があります。

（コプタ通信2021年7月号より　柿田）

おやすみ前によみたい、ささやきごえでよむえほん

夜中に起き出して、こっそり外へ出た、ヒツジのきょうだい。 寝静まった川や森を抜け、広い場所に出ると、そこではおばけがパーティーをしていて……。 「たのしい」と「ちょっとこわい」が共存する、ひと晩のぼうけん絵本。

（出版社サイトより）

この記事を書いた人

ちさ斉藤千紗

２児の母。百町森との出会いは幼稚園の頃。母に買ってもらったアイロンビーズに夢中になりました。数多くある中での思い出の絵本ベスト3に入る「わたしのワンピース」。 主に、接客、検品、品出し、本の発注、季節ごとの絵本展示替えなどを担当しています。（スタッフ紹介ページへ）