私のことば体験

商品の説明

福音館書店創立70周年を記念して刊行された本書は月刊誌「母の友」2009年4月号〜2011年3月号の連載をまとめたもの。戦後、子どもたちが心から楽しめる本がなかった日本において、創作絵本の出版を手掛けてきた福音館書店の創立者松居直さんのことばへの思いが前半に。中後半からは石井桃子、加古里子、瀬川康男…さんたちとの出会いの話。それ以外にも随所に、まだ絵本作家という肩書がない時代の堀内誠一、長新太、赤羽末吉などが出てきます。必ずしも絵を見たことがない人でも、その人の絵に対する思いなどを聞いて、この人に絵本を作ってもらおうとしたことなど、とても面白いエピソードが載っています。

（コプタ通信2022年11月号より　柿田）

絵本はここから始まった…松居直自伝

敗戦後、子どもたちが心から楽しめる本がなかった日本で、絵本の世界を作り上げてきた松居直。その根底にはことばへの思いがありました。福音館書店創立70周年を記念して刊行された本書を通して、子育てに関わる方だけでなく、ことばに関わるすべてのみな様に、ことばを育むことの大切さや絵本に込められた思いをお伝えできたらと考えております。本書は月刊誌「母の友」2009年4月号～2011年3月号の連載をまとめたものです。

（出版社サイトより）